2022年2月7日
中高生の「オンライン自習」、コロナ禍で2.5倍に急増 =ベネッセ調べ=
ベネッセコーポレーションは、同社の無料オンライン自習サービス「StudyCast (スタディキャスト)」が、全国の中1~高3生合計6170人を対象に実施した、「オンライン自習サービス利用実態調査」の結果をまとめ、4日に発表した。
「オンライン自習」とは、主にスマホアプリを使って、友だちと一緒に勉強する学習スタイルのこと。
調査結果によると、中高生のオンライン自習サービスの利用者は、コロナ前(2020年2月)の20.3%から51.9%(2022年2月)と2.5倍に増加していることが分かった。
また、高校生に限ってオンライン自習サービスの利用状況をみると、コロナ前は33.3%だったのが、2022年2月は68.3%と7割近くにまで急増。オミクロン株の感染拡大を受けて急増している休校や学級閉鎖の影響で、利用者が大幅に増えていることが分かった。
同社のオンライン自習サービス「StudyCast」は、友達2~4人でスマホアプリ上に「勉強部屋」を作成し、リアルタイムで一緒に勉強することができる無料のスマホアプリだが、やはりコロナ禍で大きくユーザーが伸び、2022年1月時点で26万人が利用。
ちなみに「休校状況」の詳細をみると、「学級閉鎖のクラスとそうでないクラスがある」が24%、「学校全体が休校中」が7%で、「全クラス閉鎖していない」が59%だった。
この調査は、全国の中1~高3生6170人を対象に、1月28日~2月初旬にかけて、アンケート方式で実施した。
関連URL
最新ニュース
- 小学生の親の約7割が日常生活で「自己肯定感を意識することがある」と回答=イー・ラーニング研究所調べ=(2025年4月24日)
- 保護者の87.1%が「志望校は本人が決めた」=栄光ゼミナール調べ=(2025年4月24日)
- 受験生の子どもを持つ保護者が意識的に増やした行動は「子どもとの会話量」=塾選調べ=(2025年4月24日)
- すららネット×埼玉・朝霞市教委、AIドリルを活用した共同実証研究を開始(2025年4月24日)
- コニカミノルタジャパン、「tomoLinks」が「すららドリル」とAI学習支援で連携開始(2025年4月24日)
- 京都芸術大学、通学不要の芸術学士課程「音楽コース」を通信教育部に開設(2025年4月24日)
- 鳴門教育大学、「主体的に学び、創造的に実践する教師」養成のための学修環境を整備(2025年4月24日)
- スペースワンと東京海洋大学、AI技術を活用した水中ドローン活用の共同研究契約締結(2025年4月24日)
- 順天堂大学とアビームコンサルティング、AIを活用した医師の働き方改革に向けた共同研究を推進(2025年4月24日)
- DACホールディングス、教育関係者向け無料オンラインセミナーを5月29日開催(2025年4月24日)