2022年3月24日
子どもの習い事にかかる月額費用、「1万~2万円」が最多=イオレ調べ=
イオレは23日、同社の連絡網サービス「らくらく連絡網」を利用している12歳以下の子どもがいる保護者411人を対象に実施した、「子どもの習い事に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「子どもは現在、習い事をしているか」を聞いたところ、9割以上(92.9%)が「習い事をしている」と回答。「していない」は7.1%だった。
どんな習い事をしているのかを尋ねたところ、最も多かったのは「水泳」(139人)。2018年に同社が実施した同様のアンケート調査から変わらず1位の「水泳」は、習い事の中でも手堅い人気なのが分かる。
また、「サッカー」「体操」などの運動系の習い事が上位にランクインし、6位~10位には「通信教育」「学習塾」「公文」といった勉強に関する習い事が多かった。その他、ランク外ではあるものの「そろばん」「野球」「柔道・空手」なども目立った。
習い事を始めた理由については、「体力づくりや運動能力の向上につながるから」という回答が多いことからも、運動系の習い事の人気が高いことが伺える。
また、「習い事に通わせてよかったと感じる点」を聞いたところ、「体が丈夫になった」「コミュニケーション能力が身についた」「本人が楽しく通えている」といった回答が目立った。
現在、習わせている習い事の数を尋ねたところ、「2つ」31.4%が最も多く、以下、「3つ」25.1%、「1つ」19.1%、「4つ」13.1%、「5つ以上」11.3%と続いた。2、3つの習い事を複数通わせている家庭が多いのが分かる。
最初に習い事を始めた年齢については、最も多かったのは「4歳」21.7%。「5歳」21.5%、「3歳」20.7%も僅差で、3歳~5歳のうちに習い事を始めさせる家庭が多い。
また、子どもの習い事にかかる月額費用を聞いたところ、「1~2万円」31.7%が最も多く、以下、「5000~1万円」20.9%、「2~3万円」20.7%と続いた。「5万円以上」も6.3%いた。
習い事の送迎に関しては、「母親」が行っているケースが78.5%と、他に大差をつけて多かった。また、世帯環境は「共働き世帯」が59.2%で最も多く、外で仕事をしながらも子どもの習い事の送迎を行っている母親が多くいることが分かった。
「これから始めようか検討している習い事」を聞いたところ、「学習塾」(87人)が1位で、検討している理由に関しては「将来的なスキルにつながるから」が最も多かった。
この調査は、「らくらく連絡網」を利用している全国の主婦・主夫を対象に、3月3日~9日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は411人。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)