2022年5月6日
日本ユニセフ、Webサイト「子どもの権利条約を生かした学校・園づくり」を新設
日本ユニセフ協会は2日、日本の教育現場で子どもの権利を推進していくことを目指したWebサイト「子どもの権利条約を生かした学校・園づくり」を新たに公開した。
同協会では、昨年度から「Child Rights Education」(CRE:子どもの権利を大切にする教育)の取り組みを本格的に進めている。
その導入として、冊子「ユニセフCREハンドブック:子どもの権利条約を学級経営に生かそう~子どもと先生でつくる みんなが尊重される学校・園~」を発行し、全国の学校に配布。
CREでは、子ども・教員が共に「子どもの権利」について学び、その権利が実現される環境や学びを共に作っていく。
今回新設したウェブサイトでは、「ユニセフCREハンドブック」の内容を中心に、子どもの権利を理解し実践していく上での大切なポイントのほか、子どもの権利をどのように学校・園での教育活動に生かしていくか、いくつかの実践のヒントを交えて紹介している。
今後は、日本でのCREの取り組みを広げていくにあたり、日本の学校・園での実践事例なども掲載していく予定。
30余年前の1989年に国連総会で採択された「子どもの権利条約」。ユニセフは、同条約を活動の基盤としており、子どもの権利をあらゆる面で実現していくことを使命としている。
その一環として、先進国を含めた世界各国で、子どもたちの健全な成長に欠かせない学校・園における子どもの権利を推進している。
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