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2022年5月10日

マクニカ、横浜市立篠原中学校で「スミッシング安全講習」を実施

マクニカは6日、中学3年生を対象にした「スミッシング安全講習」を横浜市立篠原中学校で3月に開催したと発表した。


SMS(ショートメッセージングサービス)を用いたフィッシング詐欺である「スミッシング」の被害が急増しているが、スマートフォンを使い始めたばかりの若い世代やその保護者には、あまり浸透していない。同社は、地元への貢献の一環として、同中学校で「スミッシング安全講習」を開催した。

「怖いから使わせない」ではなく、手口を知り、吟味する力を ~ということで、どのような危険性があり、どう対処すべきかを、オンライン形式で、動画を用いて、実例を踏まえながら伝えた。

動画では、侍や博士に扮した同社技術者やセキュリティ専門家が登場し、フィッシングやスミッシングとはどのような詐欺であり、もし引っかかってしまったらどんな危険性があるのか、どのように対処すべきかを、掛け合いを交えながらわかりやすく説明した。

講師らは、「クリックして、ユーザーの個人情報を入力させる画面に誘導する場合は、ほぼ「悪」であり、本物であろうが偽物であろうがクリックしないでいいし、IDやパスワードなどの情報は安易に入力しない」ことが重要であると生徒たちに伝えた。そして、こうしたメールやメッセージが届いたら、慌ててリンクをクリックする前に、「不在通知の連絡ならば、ポストを見に行く」「高額請求の連絡ならば、本当のWebサイトにアクセスして請求情報を確認する」といった具合に、別の手段で確認を取ることが重要だと呼びかけた。

万一だまされて情報を入力してしまっても、落ち着くことが大事と説明。保護者に相談した上で、パスワードの変更やクレジットカード会社への連絡、神奈川県警のセキュリティホットラインに相談、または、携帯電話会社のショップやカスタマーサポートに相談することも可能だと伝えた。

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