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2022年5月13日
無料ウェブ百科事典「コトバンク」、小学館グループの「C-POT」と事業提携
DIGITALIO(デジタリオ)は12日、同社の無料ウェブ百科事典「コトバンク」が、小学館グループの「C-POT」と、4月に事業提携したと発表した。
コトバンクは、140辞書・事典の約274万語(2022年4月現在)を収録した、国内の辞書サイトで10カ国語を無料提供するウェブ百科事典。
一方、C-POTは、出版社が保有するコンテンツを一元管理するためのデータベース化や、辞書・事典などの更新が必要な構造化データの編集などを、Webブラウザで利用できる編集システム「CES(Contents Edit System)」を提供。現在は、小学館の辞書・事典データの管理に活用されている。
今回の提携を通じて、コトバンクの運営を両社での共同運営体制にし、コトバンクとCESのシステム連携を目指す。
これにより、小学館が保有する辞書・事典の最新データがコトバンクにシームレスに反映され、コトバンクで検索できるコトバの網羅性と内容の信頼性を継続的に向上させて、ユーザーの利便性を高めていく。
コトバンクは、原則として、確かな著者・編者・発行元による用語解説だけを掲載。用語解説は随時追加更新し、新鮮な情報を提供している。
小学館の「デジタル大辞泉」(約30万語)、「日本大百科全書」(約14万語)、「精選版 日本国語大辞典」(約30万語)、朝日新聞出版の「知恵蔵」(約1万語)、講談社の「デジタル版日本人名大辞典+Plus」(約7.5万語)など、計140辞書・事典の約274万語を収録。無料事典サイトとしては国内最大級。
また、多数の辞書を収録していることから、1つのキーワードに対して複数の辞書の解説を1度に閲覧、比較することができる。
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