2022年5月13日
金沢工業大学、「MEX金沢2022」で開発中のロボットハンドの展示・実演
金沢工業大学は11日、同大学ロボティクス学科の藤木信彰研究室と金沢機工が「MEX金沢2022(第58回機械工業見本市 金沢)」で、開発中のロボットハンドの展示・実演を行うと発表した。同見本市は5月19日から21日まで石川県産業展示館で開催される。
ロボティクス学科 藤木信彰准教授の研究室と、ものづくりソリューションカンパニー金沢機工は、2019年度から2021年の3年間、人間の手のように器用に物体をつかむことのできるロボットハンドの開発に取り組んだ。これを引き継ぎ、現在も藤木研究室ではロボットハンドの開発に取り組んでいる。また同社が、ロボットアームを用いた、学生へのロボット講習会を金沢工業大学で実施するなど、さらに連携を深めている。
今回、金属部品加工から農作業等様々な方面での従事者の高齢化・人手不足といった社会課題へのソリューションの意義もふまえ、同社のブースで現在のロボットハンドを実演も兼ねて展示する。
今回実演・展示するロボットハンドは、吸引方式のロボットハンドでは難しい把持を目指しており、現仕様ではボールネジ方式・リンク機構を用いた3本指構造となっている。リンク機構の特徴を生かし一度把持したら落とさないことを目標に開発を進め、最終的に、繰り返しの作業等を、人手からロボットへの置き換えることを目指す。
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