2022年6月2日
関西大学、産学連携による研究チーム「インフラマネジメント研究会」を設立
関西大学は5月30日、道路施設の維持管理の高度化を目的に、他大学や産業界とも連携した研究チーム「インフラマネジメント研究会」を設立したと発表した。
同研究会では、社会インフラの先進的な維持管理手法を検討し、より高度な情報技術の適用を推進する。
社会・経済活動を支えている道路、鉄道、公共構造物などの社会インフラには、高度成長期以降に多額のストックが投下されてきたが、その経過年数が長期にわたる施設が増大している。そこで、事故を未然に防ぎ、大規模災害に対応するための戦略的な維持管理が重大な社会問題となっている。
同研究会では、高速道路に関わる諸施設を対象として、3次元高精度カメラによる異常箇所の検知システム、3次元高度点群データによる維持管理手法、UAVによる3次元計測システムを活用した維持管理手法、AIの活用による維持管理手法等の検討を行う。また、高速道路に関わる諸施設の中でも、他の構造物よりも対応が遅れている地盤構造物、地下構造物に対する検討も視野に入れて活動する。
組織の構成は、関連分野で豊富な受賞歴を有する国内トップクラスの研究者、先進的に社会インフラの維持管理を推進する民間企業による産学連携体制を組んでいる。
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