2022年7月27日
女子制服、「スラックスも選べる学校」が45%に増加=カンコー学生服調べ=
カンコー学生服は26日、毎月最終火曜日に結果を発信している同社の調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.198で、「女子制服のスラックス導入の状況に関する調査データ」を公開した。
それによると、10~60代の男女1200人に、女子制服として、スカートとスラックスのどちらも着用を選べる学校があることを知っているかを尋ねたところ、全体平均では「知っている」が約7割(71.5%)だった。年代別では、10代の「知っている」85.5%が最も多かった。

自身が通っていた学校が女子制服のパンツスタイル(スラックス)を選べるようになっていたかを聞いたところ、全体平均では「選べた」が13.4%で、「選べなかった」が76.1%、「わからない」10.5%という結果になった。
年代別にみると、10代は「選べた」が半数近く(45.0%)、20代は「選べた」12.5%、30代以上は10%を下回った。
また、「女子制服のパンツスタイル(スラックス)について、どのように思うか」を尋ねたところ、全体平均では「自由でよい」64.8%が最も多く、続いて、「動きやすそう」44.3%、「暖かそう」24.8%、「かっこいい」20.0%というポジティブな回答が上位を占めた。
一方で、「違和感がある」7.9%、「かわいくない」6.8%、「女子中高生らしくない」5.1%といったマイナスイメージも少数だがあった。
男女別にみると、男性に比べて女性は、女子制服のパンツスタイル(スラックス)に対して肯定的な意見が多くみられた。
この調査は、全国の10~60代の男女1200人を対象に、6月にインターネットリサーチの形で実施した。
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