2022年9月16日
23年卒の約4割は内定獲得後も就職活動を継続 =学情調べ=
学情は14日、2023年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に実施した「内定(内々定)獲得後の就職活動」に関してのアンケート調査の結果を発表した。
それによると、「内定(内々定)」獲得後の就職活動について「内定(内々定)承諾をし、就職活動を終了した」と回答した学生は60.6%だった。また、「内定(内々定)承諾をした上で、就職活動を継続した」が22.7%、「内定(内々定)承諾を保留した上で、就職活動を継続した」が16.7%となっており、約4割は内定(内々定)獲得後も就職活動を継続していたことがわかった。
内定(内々定)獲得後も就職活動を継続した理由は、「就職活動で後悔したくないから」が53.3%で最多。次いで「志望している企業の選考予定が入っていたから」が51.1%、「内定(内々定)を得た企業に決めていいか分からなかったから」が37.2%と続いた。就職活動を納得して終えたい、選考中の企業は最後まで受けたいという意向がうかがえる。また、「採用再開や、採用を増やす企業があり、チャレンジしたかったから」が11.7%となっており、アフターコロナを見据えて新卒採用を再開・強化する企業の動きを受け、就職活動を継続した学生も一定数いたことがわかった。
現在「内定(内々定)」を保有している社数(既に辞退した社数は含まない)については、「1社」と回答した学生は81.8%。「2社」12.4%をはじめ、約2割の学生は現在も2社以上の内定(内々定)を保有していることがわかった。
「内定(内々定)承諾」を1社に絞ったタイミングは、「選考中の企業の、選考参加が終了したとき」が29.5%で最多。次いで「第一志望の企業から内定を得たとき」が28.6%、「家族や友人に相談し決心がついたとき」が23.2%と続いた。フリーコメントでは「OB・OGと面談する機会をつくってもらい、企業理解をより深めることができたタイミングで承諾を決めた」「家族や友人、キャリアセンターの方に相談し、自身の気持ちや考えを整理できたタイミングで承諾した」「内定者と交流し、入社後のイメージを持てたときに決めた」「辞退を先延ばしにすると企業に迷惑がかかるので、8月末までには決めようと思っていた」といった声が寄せられた。
同調査は、8月22日~9月4日の期間、「あさがくナビ2023(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」のサイト来訪者を対象にWeb上でアンケート調査したもの。有効回答数は348件。
関連URL
最新ニュース
- コドモン、徳島県美馬市のこども園5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月31日)
- リーディングマーク、「2026 年卒秋冬期就職人気企業ランキング」を発表(2025年1月31日)
- 宅浪から予備校か、予備校から宅浪か?浪人生の学習スタイル切り替えの実態調査 =じゅけラボ予備校調べ=(2025年1月31日)
- 24.2%が就職活動のアピールのために「学生時代に取り組んだことがある」 =NEXER調べ=(2025年1月31日)
- 中高生の約8割が「自分はやればできる子」だと認識 =明光ネットワーク調べ=(2025年1月31日)
- 中古スマホ、小学生の親の6割以上が「子どもに使用させた経験あり」=ゲオ調べ=(2025年1月31日)
- 「日本語教育能力検定試験」合格者の勉強時間、「平日1時間以上」が92.4%、「休日3時間以上」が53.9% =アガルート調べ=(2025年1月31日)
- アットマーク・ラーニング、「EuLa通信制中等部」4月開校(2025年1月31日)
- 弥生と筑波大学、自然言語処理分野での共同研究を開始(2025年1月31日)
- Tetr、1000 万米ドルの奨学金基金を設立しグローバルなビジネス・テクノロジー履修プログラムを提供(2025年1月31日)