2022年11月9日
中央大学、Rome Call for AI Ethics (AIの倫理的ガイドライン)に署名
中央大学は7日、Rome Call for AI Ethics (AIの倫理的ガイドライン)に署名したことを発表した。
10月26、27日に米国ノートルダム大学で開催されたGlobal University Summitで、Rome Call for AI Ethics (人工知能(AI)の倫理的ガイドライン)に関する講演やディスカッションが行われ、27日の署名式で同ガイドラインに署名。日本の大学で最初の署名機関だという。
Rome Call for AI Ethicsは、AIの設計、開発、導入に対する倫理的アプローチの確立を目指し、倫理、権利、教育にまつわるコミットメントを行い、国際機関、政府、機関、民間企業が共通の責任感を持って未来を創造していくことを目指している。
2020年にAI倫理の6つの原則、「透明性」「包含」「責任」「公平性」「信頼性」「セキュリティとプライバシー」を掲げ、バチカンが主導し、マイクロソフト、IBM、国連食糧農業機関(FAO)、ローマ教皇庁ライフアカデミー、イタリア政府が協賛して署名した。
同大学はSociety5.0を視野に、教育・研究の両分野においてAIリテラシーや未来の社会創造に向けてアプローチ。2019年に国際情報学部を設置、2023年4月からは大学院、国際情報研究科がスタートする。2020年にはAI&データサイエンスセンターを開設し、AI・データサイエンス全学プログラムを開講。2021年にはELSIセンターを開設して倫理的、法的、社会的問題について、OECD等のハイレベル会合での提言や最先端の研究に関するシンポジウムのほか、産官学を交えた社会連携活動を実施している。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)














