2023年1月20日
「研修や学びが仕事やキャリアに活かされている」と感じている会社員は約4割 =Works Human Intelligence調べ=
Works Human Intelligence(WHI)は19日、従業員数500人以上の企業に勤める会社員1082人を対象に実施した、「企業が提供する研修・教育支援に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「現在勤めている企業の学びの支援に満足しているか」を聞いたところ、「満足している」と回答したのは45.8%と半分以下だった。「満足していない」は54.2%。
「現在勤めている企業の研修や学びは、仕事やキャリアに活かされているか」を尋ねたところ、「活かされている」と回答したのは約4割(38.6%)だけで、「活かされていない」が27.2%、「分からない」が34.2%だった。
また、「会社の一員であることを誇りに思うか」という質問への回答と、「現在勤めている企業の研修や学びは仕事やキャリアに活かされているか」、「現在勤めている企業の学びの支援に満足しているか」への回答をクロス集計し、「会社の一員であることを誇りに思っていること(=エンゲージメント)」と「研修や学びは仕事やキャリアに活かされているという実感」「企業の学び支援への満足度」の間に相関関係があるかを調べた。
その結果、「現在勤めている企業の研修や学びは仕事やキャリアに活かされているか」「現在勤めている企業の学びの支援に満足しているか」について「はい」と回答した会社員は、「いいえ」と回答した会社員より、別の設問「会社の一員であることを誇りに思う」に対して「強く思う」「思う」と回答する割合が高くなった。
この結果から、自分の働いている会社に誇りを持ち、エンゲージメントが高い会社員ほど、企業の学びの支援に満足し、それらが仕事やキャリアに活かしている実感が強いことが分かった。
この調査は、全国の従業員数500人以上の企業に勤務する会社員を対象に、2022年10月5日~7日にかけて、インターネットを利用したアンケートという形で実施した。有効回答数は1082人。
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