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2023年3月6日

グロービス、「ChatGPT」を使った対話型の経営教育システム「GAiChaL」導入

グロービス経営大学院は、対話向け大規模言語モデル「ChatGPT」を活用した対話型の学習システム「GLOBIS AI Chat Learning」(略称GAiChaL:ガイチャル)を開発し、3月中旬から、動画とAIで学ぶMBA単位「ナノ単科」向けに導入する。

GAiChaLは、経営教育分野で「グロービスAI経営教育研究所」(GAiMERi)が世界に先駆けて開発したシステム。

OpenAI社が今年3月1日にChatGPTのAPIを公開したのに伴い、同大学院が提供する「ナノ単科」にChatGPTを実装させて、演習問題に対して質疑応答を通して対話的に学習するシステムを導入することにした。

ナノ単科は、「GLOBIS学び放題」のコンテンツを活用して、動画とAIを組み合わせて学び、単科の1/3の授業料で、1/3の単位(0.5単位)が取得できる同大学院の新たな科目として、昨年4月からサービスを提供。

今回導入するGAiChaLは、同社の経営教育のノウハウをコンテキストに織り込むことでChatGPTの回答を方向付け、自然な対話で経営学の概念が学べるように工夫されている。

同大学院の「日本語MBAプログラム」は、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・オンラインの6キャンパスに加え、水戸・横浜に特設キャンパスを開設。入学者数は2022年4月現在、1158人。また「英語MBAプログラム」は、パートタイム・フルタイム・オンラインを展開し、世界各国から多様な学生が集まっている。

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「ナノ単科」

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