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2023年3月13日

インターリンク、インターン学生の制作したAIシステムが予想した最優秀賞作品は「ある男」

インターリンクは9日、同社のインターンシップにおいて学生が制作したAIシステムとChatGPTで第46回日本アカデミー賞を予想した結果を発表した。


それによると、学生が制作したAIシステムが予想した最優秀賞作品は「ある男」(石川慶監督)となり、ChatGPTは予想を回避したという。

2019年8月に開催した「シリコンバレーインターンシップ」では、第43回日本アカデミー賞の最優秀賞作品を予想するAIシステムの構築に挑戦。参加した学生4名は、他映画賞や作品レビュー等のデータを基にシミュレーションを繰り返して、最優秀賞作品を「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督)が獲得する予想結果を導き出したが、最優秀賞作品には「新聞記者」が選ばれ、予想を外す結果となった。

しかし、第44回日本アカデミー賞で予想した「ミッドナイトスワン」は最優秀賞を受賞。予想を的中することができた。今回は4回目の予想となる。

このAIシステムは、ロジスティック回帰、線形判別分析、サポートベクターマシン、ニューラルネットワーク、決定木分析、以上5つのデータマイニング手法をハイブリッドしたもの。学生が制作したAI予想システムが算出した各作品のスコアは、1位「ある男」(石川慶監督)、2位「月の満ち欠け」(廣木隆一監督)、3位「流浪の月」(李相日監督)、4位「シン・ウルトラマン」(樋口真嗣監督)、5位「ハケンアニメ!」(吉野耕平監督)となった。

そして今回は、OpenAI社が2022年11月に公開した人工知能チャットボットChatGPTにも第46回日本アカデミー賞の最優秀賞作品予想を聞いたところ、「2021年までの知識しか持っていないので、予想することはできない」との回答だったという。

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