2023年3月27日
社会人に聞いた「学生時代の悩み」、TOP3は「人間関係」「自分のこと」「進路」=メディカル心理セラピー協会調べ=
日本メディカル心理セラピー協会は24日、社会人経験のある20~70代男女700人を対象に実施した、「学生時代の悩みに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「学生時代の思い出はあるか」と聞いたところ、「ややある」が42.7%、「たくさんある」が36.3%で、8割近くが「思い出がある」と回答。「あまりない」は19.1%、「全くない」は1.9%だった。
「最も思い出がある学生時代」を聞いたところ、「高校生」42.3%、「大学・短大・専門学生」24.4%、「中学生」18.0%、「小学生」8.6%の順だった。
「学生時代に最も思い出に残っている出来事」を尋ねたところ、3割(31.4%)が「部活」と回答。以下、「その他」(卒業旅行、サークルなど)18.6%、「特にない」16.1%、「修学旅行」11.4%、「文化祭」9.6%などが続いた。なお、「その他」を選択した中には「友達と過ごした時間」と回答した人が多くいた。
また、「学生時代に悩みはあったか」と聞いたところ、約9割(87.6%)が「あった」と回答。「なかった」は12.4%だった。どんな悩みかを尋ねたところ、最も多かったのは「人間関係」57.9%で、以下、「自分のこと」41.1%、「進路のこと」32.5%、「成績や勉強」32.0%などが続いた。
悩んでいるとき「誰に相談したか」を聞いたところ、「相談しなかった」43.3%が最も多く、以下、「友人」32.5%、「家族」14.3%、「先生」5.8%などが続いた。
また、「今でも連絡を取っている友人がいるか」と尋ねたところ、「ややいる」41.4%、「あまりいない」31.4%、「全くいない」19.6%、「かなりいる」7.6%という結果だった。
現在と学生時代とを比較して「悩みが多いと感じるのはどちらか」と質問したところ、「現在」が65.7%、「学生時代」が31.6%で、「どちらも悩みはない」も2.7%いた。
悩みを抱えた時の「自分なりのストレス解消法の有無」について聞いたところ、65.4%が「ある」と回答した一方で、「ない(分からない)」も34.6%おり、3割以上の人が悩みを抱えた時の対処法を持っていないことも分かった。
この調査は、社会人経験のある20代~70代の男女を対象に、2022年12月5日~19日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は700人(男性30.4%、女性68.1%、無回答1.4%)。回答者を年代別にみると、「20代」20.4%、「30代」35.1%、「40代」25.1%、「50代」14.9%、「60代」4.0%、「70代」0.4%。
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)