2023年4月6日
中央大×法政大×関西大、学生参画型の「データサイエンス・アイデアコンテスト」
中央大学、法政大学、関西大学は4日、数理・データサイエンス・AI を学ぶ学生の学修意欲向上と大学間の学生交流の促進、社会連携を深耕するため、3 大学共催による学生参画型の「データサイエンス・アイデアコンテスト」をマイナビ協賛により開催することを発表した。
デジタル人材の育成について政府の「AI 戦略」では、未来への基盤作りとして、文理を問わず数理・データサイエンス・AI を学び、大学・高等専門学校の年間約 50 万人の全ての卒業生が初級レベルを、同じく 25 万人の卒業生が自らの専門分野への応用基礎力を習得することが目標に掲げられている。
こうした社会的要請に応えるため、高等教育機関である大学としてもデジタル人材の育成に注力しているところであり、同コンテストを開催することとしたという。
3 大学は、すでにデータサイエンスや AI の知識・技術を、学部や専攻分野を問わず、大学生の誰もが持つべき基礎的な技能と位置づけ、全学部生を対象とした「数理・データサイエンス・AI に関する教育プログラム」を、2021 年度よりそれぞれ開講し、3 大学の各プログラムは、2022 年度に文部科学省「数理・データサイエンス・AI 教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されている。
さらに 2023 年度以降には同応用基礎レベルへの認定申請も見据えるなど、数理・データサイエンス・AI に関する教育を推進。今回 3 大学共催による学生参画型の「データサイエンス・アイデアコンテスト」を開催することを通じて、さらにそれらを広く学生に浸透させ、また学習成果を社会に還元することを目指している。
同コンテストは、学生が修得した知識・技術を用いたデータの利活用を実践する場として、今後より高いレベルで学びを継続し、実社会で活躍する自分をイメージする場として、また、建学の精神や立地が異なる 3 大学から専攻分野も様々な学生が参加し、多様なアイデアや気づきに触れることにより相互理解を深め、コロナ禍で停滞してしまった学生交流を促進する場とすることを意図しているという。
コンテスト概要
対象者 :3 大学学部生及び併設・附属・付属校高校生(個人・グループは問わない)
テーマ(課題):
労働力人口減少の社会問題に果敢に取り組む幅広いアイデアをデータに基づき提案
(1)「いつでもどこでも生き生きと働くことができる社会」を実現するには
(2)「地方に移住し、地域で働くライフスタイル」を日本に広げるには
(3)(1)あるいは(2)を実現する「仕事選びの方法」は
選考方式:
一次選考は各大学で実施、一次選考を経た者・チームが最終選考会でプレゼンテーションを行う方式
最終選考会:
10 月 29 日(日) 法政大学 市ケ谷キャンパスにて開催
プレゼンテーション・質疑応答・審査講評・表彰式・懇親会を予定
表 彰:
最優秀賞・優秀賞・アイデア賞・エンジニアリング賞・マイナビ賞・オーディエンス
賞などを設定の上、各入賞者・チームには賞状ならびに賞金を授与
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)