2023年4月12日
チームラボ、ICTの活用で地域と学校が一体となる空間(学園)を実現
チームラボは11日、同社がICTを活用して空間設計を行った義務教育学校「安平町立早来学園」(北海道安平町)が、4月1日に開校したと発表した。
同学園は、授業で使っていない教室を、地域住民がWebサイトから予約し、地域の活動場所として安全に利用することができる仕組みを作ることで、学校が地域のコミュニティセンターの機能を併せ持ち、地域住民にも開かれた場所になっている。
また、児童・生徒と地域住民の距離が近づくことで、共に創り、学ぶ「共創」のきっかけが生まれる空間を実現した。
安平町は今まで、「学校」と「地域のコミュニティセンター」は建物ごとに分かれていたが、同学園ではICT空間設計により、ひとつの空間に「学校」と「地域のコミュニティセンター」の機能を共存させた。
家庭科室・美術室・音楽室・体育館などの教室を、地域住民がWebサイトから予約して自由に利用することができる。物理的には同じ空間であっても、児童・生徒が授業で利用する「家庭科室」「美術室」「音楽室」は、地域住民が利用する「キッチン」「アトリエ」「スタジオ」になる。
一方で、セキュリティラインの確保が重要な課題として浮上してくるが、児童・生徒、地域住民の入口を分ける空間設計と、利用状況に合わせて扉をICT制御するスマートロックを活用することでセキュリティを担保。
また、シェアできる教室のうち、家庭科室(キッチン)・美術室(アトリエ)を学校の中央に配置し、教室の入口を2つ用意することで、学校、地域のどちらの空間からも簡単に教室にアクセスができるようにした。
教室には大きな窓があり、教室の中で行われている活動は、学校、地域のどちらからも見え、教室を使う児童・生徒と地域住民の距離が近づく。その他の教室(体育館・音楽室・図書室)も同様に、外から中の様子が見える空間設計で、活動の様子を知ることができる。
また、地域住民の入口は図書館(児童・生徒から見た「図書室」)の入口でもあり、地域住民は気兼ねなく利用できる。
さらに、シェアできる教室の扉横にタブレットを設置し、いつ・どのような内容で教室が利用されるのかを、児童・生徒、地域住民が知ることができる。学校内や役場などの人が集まる場所に設置されたサイネージにも、教室の活動情報が表示され、学校に集まるきっかけを作る。
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