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2023年5月11日
高校生向け求人票デジタル管理システム「Handy進路指導室」、導入校が600校を突破
スタジアムは10日、同社の高校生向け求人票デジタル管理システム「Handy進路指導室」の全国での導入校数が、今年4月時点で600校を突破したと発表した。
同システムは、2021年12月にサービスを開始。1年4カ月で600校を突破し、就職を希望する高校生の25%超の仕事探しに貢献できるようになった。
また、23年度7月開始の就職活動に向けて、今春、システムの全面刷新(リニューアル)を行う。すでに一部の学校が先行して刷新後のシステムを利用しており、4月以降は順次、契約中の学校にも提供を開始している。
「Handy進路指導室」は、従来からの学校斡旋の仕組みに準拠しており、これまでの就職指導現場の経験やノウハウがそのまま活かせるように設計されている。学校に持ち込まれた求人票を、教員が生徒に開示するまでの一連の作業を「デジタル」化し、開示にかかる現場の作業負担を限りなく「ゼロ」に近づける。
高校では、届いた求人票をPDF化し、「Handy進路指導室」にアップロードするだけで生徒への求人情報の公開が自動的にできるようになり、従来、教員が手作業で行ってきた求人票の整理やデータ入力の負担が大幅に軽減される。
また、求人票のデジタル化で、就職を希望する生徒がスマホ、タブレットなどで「いつでもどこでも」閲覧できるようになる。学外でも求人票を、検索・閲覧でき、保護者と自宅で夜間に就職先の相談ができるようになる。
【リニューアルの概要】
①紙の求人票から自動取得する読み取り項目を、29→46に拡張し、転記作業を軽減
②学内での管理用として求人票上に記入する「手書き」文字も自動取得の対象に
③自動取得される際の読み取り精度を大幅に改善し、編集の手間を軽減
④読み取りのため同時にアップロードできる求人票の枚数制限を無くし、待機時間を削減
⑤UIやログイン機能をシンプルにし、誰でも使いやすいデザインを目指す
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