2023年5月30日
立命館アジア太平洋大学、「atama+」を活用した総合選抜入試メソッドの募集開始
立命館アジア太平洋大学は25日、同大学とatama plusが2024年度入試から、学部指定単元AI学習プログラム(通称:UNITE Program)を取り入れると発表した。同学の全学部が対象で、AI教材「atama+(アタマプラス)」で入学後の学びにつながる数学の単元を修了すると「総合型選抜 活動アピール方式」の出願に活用することができる。
同プログラムにより、学科試験を必要としない総合型選抜においても、個別最適な学習を通じ、入学後の学びの質を高めるために重要な学力を身につけることができる。また、高校で学んできた科目等の「履修歴」ではなく、指定単元の「修得」を出願資格とすることで、学ぶ意欲さえあれば、誰でもチャレンジできるようになる。
同学では以前から、高大接続を見据えた大学入試の在り方を追求してきた。2021年度入試からは高校教育での探究学習で身に着けた探究的思考を測る「世界を変える人材育成入試~ロジカル・フラワー・チャート入試~」を新設。また同年、国内外の受験生が平等・公平に受験できるように総合型選抜の二次選考(面接)でオンライン面接を導入するなど、より多くの受験生が公平かつ平等な機会の中で、多様な能力を評価する入試を推進してきた。同学では同プログラムでの学習と入試を通じて、多様な受験生が入学前に希望する学部での学びの一端に触れ、入学後の学修でリーダー的な活躍をすることを期待している。
AI教材「atama+」を活用した総合型選抜入試への新しいチャレンジメソッドである同プログラムは、2020に立命館とatama plusが「新しい高大接続と入試 の在り方を考える共同研究会」を設立した成果の一つ。2023年度入試から立命館大学の3学部で初めて利用され、全国36都道府県から想定の2倍を上回る227名がプログラムを受講するなど多くの学生に受け入れられた。2024年度入試から立命館大学の4学部・2教科に拡大実施する。
同学では同教材で各学部指定の単元を学習し、全ての修得認定試験に合格・修了すると「総合型選抜入試 活動実績アピール入試」への出願資格を得ることができる。合格するまで、期間中は何度も繰り返しチャレンジが可能。同プログラムの学習結果は、入試の合否には影響しない。対象学部はアジア太平洋学部、国際経営学部、サステイナビリティ観光学部の3学部。
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