2023年5月30日
8割以上の親が教師不足を深刻と認識しデジタル化による解決に期待=イー・ラーニング研究所調べ=
ー・ラーニング研究所は29日、「学校と家庭での教育のバランスに関しての調査」の結果を公表した。
調査は4月5日~27日に行われ、子どもを持つ親302名から回答を得た。それによると、学校教育以外の教育費が必要と考える親が約9割に上った。その理由を訊いたところ、8割以上が「将来の夢のために必要なスキルを身につけてほしいから」と回答するなど、デジタル技術の進化や生活様式の変化に伴い、多くの親が現状の学校教育の内容にとどまらない、子どもの将来の夢につながる学びに費用をかけたいと考えていることが分かった。一方、経済的に余裕のない親や、教育費のかけ方が分からない親も一定数見られた。
また、教師が不足する中で追加された新たな公教育化科目の中でも、特に親が学校での実施を求めるのは1位「金融教育」、2位「情報リテラシー教育」で、その理由として「家庭で教える自信がない」「児童同士で交流するほうが身につくと思うから」などの声が聞かれた。
教師不足の解決策としては、7割以上が「メタバースなどの授業活用」や「タブレット教材の導入」と回答、多くが授業のデジタル化に期待していることが判明した。
関連URL
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)