2023年6月27日
子どもの勉強時間、54.2%の親が「もっと勉強してほしい」と回答=日本トレンドリサーチ調べ=
NEXERが運営する日本トレンドリサーチは26日、医学部受験予備校「医進の会」と共同で、小学生・中学生・高校生の子どもがいる親192人を対象に実施した、「子どもの勉強時間に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、調査対象のうち、「小学生」の親が48.4%、「中学生」の親が37.0%、そして「高校生」の親が43.8%だが、「小学生」の親に、子どもは普段平均で何時間ほど家で勉強しているか聞いたところ、「1時間未満」が63.4%と半数以上を占めた。「1時間以上」勉強しているのは32.3%。


中学生になると、「1時間以上」勉強しているのは64.8%に上昇。また高校生は、「1時間以上」勉強しているのは53.6%と中学生よりやや減少したが、一方で、「2時間以上」は高校生の方が多かった。

子どもが「塾や予備校に通っているか」を聞いたところ、30.7%が「塾や予備校に通っている」と回答。

家と塾や予備校どちらで勉強している時間が長いかについて尋ねたところ、68.4%が「塾や予備校」で勉強している時間の方が長いと回答した。

子どもの普段の勉強時間について聞いたところ、「もっと勉強してほしいと思う」が54.2%と半数以上を占め、「ゲームやYouTubeばかりなので少しは学校の勉強に関心を持って欲しい」(40代・女性)、「学校の授業についていけなくなると、学校がつまらなくなるから」(50代・男性)といった声が寄せられた。
一方、「(今の勉強時間が)適切な勉強時間だと思う理由」を聞いたところ、「自分が集中できる時間が適正だから」(30代・男性)、「受験生以外の平均的な学習時間だと思うし成績もかなり良い方なので」(40代・女性)、「楽しみながら毎日を過ごしているから」(20代・男性)、「勉強だけではないと思うから」(40代・男性)などの声が寄せられた。
また、「勉強をしすぎだと思う理由」を尋ねたところ、「勉強以外の様々な経験も大切だと思うから」(50代・男性)、「塾から帰ってきても、家でも勉強をしているから」(30代・男性)という声が寄せられ、なかには「1日8時間以上勉強している日もあって心配」という意見もあった。
この調査は、小学生・中学生・高校生の子どもがいる親を対象に、6月13日~20日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は192人。
関連URL
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)











