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2023年7月19日

ソフトバンクロボ、Pepper活用した授業プログラムに「GIGAワークブック」を追加

ソフトバンクロボティクスは18日、人型ロボット「Pepper」を活用した授業プログラムのテンプレート集「Robo Blocks(ロボブロックス)スクールテンプレート」に、情報モラルと情報活用について学ぶ授業プログラム「Pepperと学ぶGIGAワークブック」を追加した。

同プログラムは、2019年に文科省が打ち出した教育改革案「GIGAスクール構想」の中でより重要となっている「情報モラル」と「情報活用」の育成や向上を図るために、LINEみらい財団が開発した活用型情報モラル教材「GIGAワークブック」の内容を、Pepperがアシスタントティーチャーとして児童・生徒に伝え、考える機会を提供して、情報社会を生きるために必要な能力や考え方を育むのが目的。

具体的には、授業の進行役をPepperが担当し、児童・生徒がPepperとのやり取りを通して情報モラルに興味を持てるようになり、自らの判断で状況に応じた的確な行動が取れるような知識の習得や定着を目指す。

同プログラムは、同社の「Pepper for Education」「Pepper 社会貢献プログラム2」に参加する自治体・非営利団体・教育機関に提供。

「Robo Blocksスクールテンプレート」は、同社が開発したPepperのプログラミングツール「Robo Blocks」を使い、プログラミング教育以外でもPepperを活用する目的で開発。Pepperをアシスタントティーチャーとして活用して、「防災教育」「環境教育」など子どもたちに必要な領域について学び、考える機会を創出する授業プログラム。

「情報モラル教育」授業プログラムの概要

・「導入」:Pepperとのやり取りを通して児童・生徒の興味を引き、授業テーマへの関心を持たせる
・「議論」:Pepperが進行役となり、情報モラルに関する3つのテーマを提示。各テーマに応じた知識や情報に基づき、児童・生徒が適切な行動について議論
・「発表」:授業を通して気付いたことをまとめ、児童・生徒が発表

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