2023年7月26日
面接でされた不適切な質問は「両親や保護者の職業」など前年比減少 =マイナビ調べ=
マイナビは24日、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ 2024年卒 学生就職モニター調査 6月の活動状況」の結果を発表した。
それによると、6月に1次面接を受けた割合は19.5%(前月比15.1pt減、前年同月比3.0pt減)、最終面接を受けた割合は22.7%(前月比8.5pt減、前年同月比2.2pt減)でいずれも前年同月より微減した。
入社予定先を決めて就職活動を終了した割合は34.0%(前月比8.7pt増、前年同月比1.2pt増)で、約3人に1人以上が6月中に就職活動を終了したようだ。
内々定を得る前に、応募した企業から交通費や宿泊費を支給されたことがある学生は59.4%。支給金額合計の平均は3万9,459円で、1社あたりの平均金額は1万5,966円だった。どのような機会に支給されたか聞いたところ、「最終面接を受ける時」が最多で71.7%、次いで「インターンシップ・仕事体験に参加する時」で45.5%だった。
就活生に内々定先企業の最終面接の形式を聞いたところ、対面式だった割合は66.0%で前年比13.0pt増と大きく増加し、WEB面接の割合は33.7%に留まった。従業員規模で見ると規模が大きい企業ほど対面式の割合は低くなる傾向にあるが、従業員数5,000人以上の企業でも55.1%(前年比18.7pt増)が対面式で最終面接を行っていた。WEB面接はコロナ禍で広まり多くの企業が活用しているが、最終面接では実際に会って判断したいという企業が多いようだ。
面接で聞くことが不適切だとされている質問について、聞かれたことがあるものは「両親や保護者の職業」が前年比3.6pt減の13.2%、「兄弟姉妹や親族について」は前年比4.3pt減の12.9%、「尊敬する人物」は前年比3.4pt減の7.3%だった。国や都道府県の労働局からの注意喚起もあり、いずれも前年より割合が減少している。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)