2024年3月13日
NTT東日本、「高精細デジタル モネ 睡蓮、柳の反映」展をICCにて開催
NTT東日本は、 NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて、国立西洋美術館所蔵のクロード・モネ「睡蓮、柳の反映」の実寸大高精細複製画をはじめ、デジタル技術を駆使した様々な展示を行う「高精細デジタル モネ 睡蓮、柳の反映」展を3月12日から5月12日まで開催する。
NTT ArtTechnologyは、国立西洋美術館[東京・上野公園]が主催する展覧会「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? ──国立西洋美術館65年目の自問|現代芸術家たちへの問いかけ」(2024 年 3月12日~5月12日)の趣旨に賛同し協賛を行っている。
この協賛に伴い、参加作家の一人である竹村京氏の作品制作に協力すべく、NTT ArtTechnologyはアルステクネと連携し、同社の「三次元質感画像処理技術(DTIP)」を用いて、クロード・モネ《睡蓮、柳の反映》の高精細デジタル化を行った。同展はこの高精細デジタルデータにより実現した様々な展示を紹介する。
「睡蓮、柳の反映」は、クロード・モネが1916年と年記した、縦199×横424cmという巨大な油彩画で、柳の木が逆さまに映り込んでいる睡蓮の池の水面を描いたもの。同作は長く行方が不明だったが、2016年にルーヴル美術館内で発見され、調査の結果、松方コレクションであることが判明したため、2017年に松方家から国立西洋美術館に寄贈されたもの。
しかし、同作の上半分は大きく欠損しており、作品の全体像が確認できるのは欠損前に撮影されたモノクロの写真のみだった。国立西洋美術館では欠損部分はそのままにしながら、修復作業を約1年間かけて実施した。
「高精細デジタル モネ 睡蓮、柳の反映」展開催概要
会期:3月12日(火)~5月12日(日)
時間:11:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]5階ロビー
休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日、4月30日(火)は開館)
入場料:無料
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