2024年4月12日
LRM、約8割の企業がセキュリティ教育を実施
LRMは10日、社内のセキュリティ教育に関する悩みについて、「第6回情報セキュリティ教育サミット」の参加者を対象に実施したアンケート結果を公開した。
それによると、「教育の実施頻度」については、「年1~2回ほど実施している」が52.03%、「年3回以上実施している」が25.34%と、おおよそ8割の企業で教育を実施しているということがわかった。
また、実施していない企業は8.11%ほどで、実施検討中が9.12%、あるいは過去に実施したことがあるが5.41%と、現在実施していない企業についても1度はセキュリティ教育の実施を検討したことがあることがわかった。
実施していない企業を含めて、セキュリティ教育実施にあたり抱える悩みについては、「セキュリティ教育を実施しているものの、効果が見えづらい」が最も多く41.22%と教育結果の集計など可視化に課題を感じていることが主な要因になっていることがわかった。
これに続き「教材作成に時間がかかる」が31.42%となり、情報システム担当者の工数負担が課題となっていることも主な要因になっているということがわかった。「予算がない」「そもそも教育のやり方がわからない」など、教育ノウハウや教育を行う環境がネックになるケースも挙げられるという回答結果になった。
また、現場や経営層の理解が得られないといった声も3割ほどだった。同セミナー参加者からの感想からも、サイバー攻撃や情報漏えいなどのニュースを日常的に見かける機会はあるものの、自分ごととしてとらえることが難しいという声も挙がった。
今回のアンケートから、「社内で実施した教育の効果が見えにくく、意識を向上することが難しい」「セキュリティ教育のノウハウを社内で持ち合わせていない」「担当者のセキュリティ教育にかけられる十分な工数を確保できない」などの悩みを抱えていることがわかった。
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)