2024年4月23日
難関私立大合格者とその他私立大合格者の準備の違い =じゅけラボ予備校調べ=
じゅけラボ予備校は19日、第一志望の難関私立大学現役合格者と、その他の第一志望私立大学現役合格者に実施した、受験勉強の開始時期や勉強時間に関する調査結果を発表した。
調査は、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・国際基督教大学・GMARCH・関関同立・東京理科大学を難関私立大学、それ以外の私立大学をその他私立大学として集計。

志望校を決定した時期は、共通して、高校3年生の「春から夏」(4月~6月)および「夏」(7月~9月)に志望校を決定した人の割合が多い。

だが、難関私立大学合格者は、高校2年生の10月~12月に第一志望校を決めたのは13.1%、高2の1月~3月も13.1%で、合計26.2%が高校2年生の時点で目指す大学に対する明確な計画を持っていた。

これは、その他私立大学合格者の高2の10月~12月(8.0%)および高2の1月~3月(6.5%)の合計13.5%と比較すると約2倍高く、難関私立大学合格者が比較的早い段階での計画立案と実行に重きを置いていることが伺える。

また、第一志望校を決めた時、難関私立大学合格者の65%が、合格を「非常に難しい(15%)」、「難しいが可能性はある(50%)」と感じ、それでも挑戦を選んだ一方で、その他の私立大学合格者はこれらの割合は合わせても26.7%(非常に難しい: 1.8%、難しいが可能性はある: 24.9%)に留まり、その差は2倍以上だった。

第一志望大学を選ぶ際に最も重要視したことで差が開いたのは、大学のネームバリュー。難関私立大学合格者の20.6%に対し、その他の私立大学合格者は2.9%。難関私大を目指す学生は、大学のブランドや社会的地位を大学選びの重要な要素として考えている。
調査概要:大学受験勉強の開始時期・志望校決定時期に関するアンケート
調査期間:2024/3/5~2024/3/12
調査方法:インターネット調査
有効回答:「第一志望の難関私立大学に現役合格した19~25歳の男女160名」と「第一志望の難関以外の私立大学に現役合格した19~25歳の男女510名」の合計670名
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