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2024年6月18日

アディッシュ、いじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」2023年度集計結果を発表

アディッシュは14日、子どもがいじめや悩みごとを学校に連絡できるいじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」の2023年度の投稿結果を発表した。

それによると、2023年度に「スクールサイン」に寄せられた声で最も多かった内容は「いじめ」(34.1%)、次に「学校や教員への苦情・不満」(20.0%)、「生活態度」(17.2%)だった。

「いじめ」の割合は34.1%と、2021年度から約2倍に増加。年々増加傾向にあることは、文部科学省発表による「いじめ認知件数」と同様の動き。2023年度に「スクールサイン」に寄せられた声としては、仲間外れや暴言、暴力などの対面でのトラブルの他に、悪口の書き込みや、個人情報の投稿など、SNS上でのトラブルに関する投稿も多く見られた。

「学校や教員への苦情・不満」は20.0%で、依然として多く寄せられる内容ではあるものの、2022年度(26.7%)から6.7ポイントの減少。2022年度に多く寄せられた、教員のマスク未着用に対する不安などの、新型コロナ感染症関連の投稿が減少したことが一つの要因となっている。2023年度は、髪型や服装を厳しく制限する校則に対する疑問の声が目立つほか、部活動の顧問や担任に関して、男女生徒に対する対応の差を指摘する内容も多く見られた。

投稿者の内訳では、「いじめ」における本人による投稿割合は30.8%(2022年度34.3%)、本人以外による投稿割合は、62.5%(2022年度61.3%)と、大きな変化は見られなかった。

投稿時の名前記載有無について、「被害者名なし・加害者名あり」の2023年度の割合は36.7%となり、2022年度より3.2ポイント減少しているが、依然として最も多くの割合を占めている。「被害者名あり・加害者名あり」は22.9%と、2021年度(14.3%)からは8.6ポイント増え、年々増加傾向にある。

同統計では初の試みとして、投稿内容にある事象が発生した「時期」についての記載があるかどうかを分析したところ、時期について何らかの記載がある投稿は年々増加していることが確認できた。このことからも、上述の被害者名・加害者名の記載が増えていることと同様に、具体的な内容の投稿が増えていることがわかる。

2023年度は生命に関わるような重大事案の投稿(緊急度:高)は0.05%と減少した一方で、中程度の緊急事案(緊急度:中)の増加が、2021年度から続いてる。緊急度中の割合は、2022年度の86.0%から9.2ポイント増加した95.2%を占めており、投稿件数自体が増えている「いじめ」に関する投稿の多くが「緊急度:中」と判断されるもの。関係者の氏名がなくとも、所属などで特定が可能な場合には「緊急度:中」として判断するよう、2023年度にアディッシュで判断基準を見直したことなどが増加の要因となった。「緊急度:低」に分類されることの多かった新型コロナウィルス感染症関連の不安についての投稿が減っていることも変化の要因の一つ。

曜日別の投稿は、平日の曜日間のばらつきが小さくなり、平日・土日の利用割合は2022年度と同程度となった。何週間も前のことを時間が経ってから投稿するというよりも、昨日・今日で起きたことを、比較的早い段階で投稿するようになっているという傾向が見られた。

時間帯別の投稿では、学校にいる時間帯である8時~17時の投稿が64.9%を占めており、昨年度の59.6%と比べ、さらに増加している。特に午前中の投稿の伸びが顕著。GIGAスクール構想による1人1台端末がさらに浸透し、生徒が学校にいる時間においてリアルタイムに投稿を行える環境が整ったことが要因として考えられる。

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いじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」

アディッシュ

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