2024年7月26日
生成AI英語対話サービス「ELSA Speak」、関西大倉中学・高校が導入
ELSAは、AI技術を駆使した、同社の英語発話支援サービス「ELSA Speak」が、関西大倉中学校・高等学校に導入されたと発表した。
同校では、グローバル人材の育成を目指した教育に力を入れており、英語科では英語運用能力の向上を目標に日々授業を実施。特に中学生は、基礎力養成の重要な時期で、授業では文法の理解を深めるだけでなく、その定着と運用力の育成に注力してきた。
その一環として、音読指導も行っていたが、一斉音読だけでは個々のフィードバックが難しいという課題があった。タブレット導入後は音読を録音して提出させ、教師がフィードバックする試みも行ったが、多くの生徒がいることから、全員へのフィードバックを終えるのにも時間がかかり、また細かいコメントを残すのも人数が多いため難しいというジレンマを抱えていた。
そこで、一斉指導を行いながらも、生徒たちが個々の課題に取り組むことができる方法を模索した結果、今年5月から同校の中学生を対象に「ELSA Speak」を導入した。
「ELSA Speak」は、英語を正しく、自信を持って話せるようにするためのAIパーソナルコーチサービス。2015年にGoogleのAI投資部門から出資を受けて以降、100カ国以上の4000万人のユーザーが利用しており、世界のAI企業100にも選ばれた独自の音声認識技術で、学習者は個人のスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定して、短期間で改善することができる。
京都大学や九州大学をはじめとした教育機関や京都府京丹後市・青森県風間浦村・東京都渋谷区といった地方自治体のほか、武蔵・三田国際・聖光学院・栄光学園といった私立学校でも採用されている。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













