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2024年8月29日
子ども向け評価ツール「Ai GROW」、ヤマハのインド向け音楽教育事業で採用
Institution for a Global Society(IGS)は28日、同社の子ども(児童・生徒)向け非認知能力可視化ツール「Ai GROW」(アイ・グロー)が、ヤマハが行う「インドへの日本型音楽教育導入に関する事業」で採用され、導入が開始されたと発表した。
ヤマハは、同社の「初等音楽教育支援事業」で、これまでコロンビアでも、日本型音楽教育が児童のどのような「非認知能力」を育むことができるのかを測るために、Ai GROWを導入しており、今回のインドはそれに次ぐ導入。
ヤマハは、2023年4月から、インド・デリー州の公立小学校10校で、リコーダーを使った日本型音楽教育のパイロット授業を実施。授業では日本型音楽教育の特色である4分野の1つ「器楽」をメインに使いつつ、「歌唱・鑑賞・音楽づくり」も併せて実施。
また、日本型音楽教育による「非認知能力」育成の効果を、授業期間(2024年7月~12月)の事前・事後でAi GROWを使って測定し、その教育効果を検証する。これらの活動を通じて、日本型音楽教育の有効性の検証、エビデンスの収集、そしてインドの公立小学校の教育の質の向上を目指す。
ヤマハのインドでの取り組みは、文科省「2024年度 日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」に選ばれている。
Ai GROWは、生徒一人ひとりの強みを可視化・育成するための評価ツールで、2019年4月にリリース。生徒同士の評価にAIの補正を加え、非認知能力を含む25種類もの能力を公正に評価。国内外の小・中・高校350校以上、43都道府県に導入されている。
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