2024年9月6日
自動生成AIの就活利用、学生の7割以上が「使っていない」と回答 =文化放送キャリアパートナーズ調べ=
文化放送キャリアパートナーズは5日、26年卒業予定の大学生・大学院生120人を対象に実施した、「2026年卒ブンナビ学生調査(2024年7月実施)」の結果をまとめ発表した。
それによると、「(対面の)就活イベントに友達を誘ったこと/もしくは誘われたことがあるか」と聞いたところ、5割以上の学生が「誘い・誘われたことがある」と回答するも、参加については、6割以上が「個人で参加することが多い」と回答。就活イベントに一緒に参加する友達については、志望業界を問わず、「学内の友達」が8割を超えた。
また、ChatGPTなどの自動生成AIサービスの就活利用について尋ねたところ、7割以上の学生が、インターンシップやオープンカンパニーの応募時に、「生成AIを利用したことはない」と回答。
生成AIの効率については、半数近くが「まぁまぁ効率が良くなった」と回答。選考通過率は5割程度のため、今後の使用についても約6割が「使いたいと思わない」と答えた。
自己PR・ガクチカ・志望動機の作成においても、生成AIの活用は「問題ない」との回答が5割以上だったが、作成したものをそのまま使うというよりは、「部分的に」使用するという意味合いが強いようだ。
このほか、今回のアンケート調査では、①6月の活動、インターンシップ参加が昨対+13.5ptと大幅増、②インターンシップやオープンカンパニー・キャリア教育プログラムに「既に参加した」が50.8pt(前回+25.7pt)と大幅増で、2人に1人が参加済み、③就職先として「大手企業しか考えていない」が昨対-3.7ptだったが、一方で、「できれば大手企業に就職したい」「企業規模は気にしない」「中小企業に就職したい」が昨対+0.2pt~2.4pt、なども判明した。
この調査は、2026年春就職希望の「ブンナビ」会員の大学生・大学院生を対象に、7月1日~21日にかけて、Webアンケートの形で実施した。有効回答数は120人。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













