2024年9月18日
部活動の地域移行に対する認知度は約4割 =イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は17日、「部活動の地域移行における意識調査」の結果を公表した。


調査は子どもを持つ親、親族に子どもがいる人を対象に8月6日~26日に行われ、220名から回答を得た。それによると、「部活動の地域移行」に対する認知度は約4割、部活動の地域移行を知っている親のうち、取り組みが進んでいると実感している割合は約3割にとどまった。

部活動の地域移行により最も変化を感じることを訊ねたところ、「専門家などから質の高い指導を受けられる機会が増えること」との回答が約7割で最も多く、次いで「地域のスポーツ団体や施設との連携で、より多くの交流がうまれること」との回答が約5割となった。

また、地域のスポーツ団体や指導者との連携に期待することを訊いたところ、「さまざまなバックグラウンドを持つ指導者から指導を受けられること」が約7割、「スポーツを通じたボランティア活動やスポーツイベントなど、競技以外の活動にも参加できること」が約5割となった。

さらに、部活動の地域移行による子どもへの影響については、「学外の人との関わりが増え、コミュニケーション能力が身につく」「学校以外の異なる価値観や文化に触れることができる」「異なる年齢やレベルの人々と活動することで、協調性が育まれる」がいずれも6割以上となった。
部活動などの地域移行が発展していくことに対して賛成している親は約6割となったものの、専門的な指導者や場所の確保、地域との連携などの課題への不安の声も寄せられた。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











