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2024年11月18日
IGS、アジア開発銀行、東アジアASEAN経済研究センターとSTEM教育効果の国際比較プロジェクト
Institution for a Global Society(IGS)は14日、アジア・太平洋地域を対象とする国際開発金融機関「アジア開発銀行」(ADB)および東アジア経済統合の推進に向けて政策研究・政策提言を行う国際的機関「東アジアASEAN経済研究センター」(ERIA)と、STEM教育の効果を国際比較するプロジェクトを開始したことを発表した。
まずはカンボジアにおいて、カンボジア教育省の多大な協力のもと、現地の中学校3校・高等学校3校で、生徒約380名・教員約70名を対象に、IGSが提供する非認知能力測定ツール「Ai GROW(アイ・グロー)」と、数理科学的なものの見方や考え方・スキルの測定ツール「数理探究アセスメント」の初回受検を9月に実施した。
STEM教育や探究型教育は、様々な国際社会の課題を解決し、また、子どもたちが幸せな人生を切り拓くために必要な能力である「非認知能力」や「数理科学的スキル」を育む教育として、日本だけでなくアジア・太平洋地域においても重要視され始めている。
ADB・ERIAおよびIGSは、STEM教育や探究型教育を世界的に広げていくためには、各国のベストプラクティスを相互に適用し、政策の効率性を高めていくことが重要と考え、同プロジェクトの実施・協力体制へとつながったという。
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