2025年1月29日
デジタル端末を使った授業、小中高生の保護者の8割以上が「良い」と評価 =カンコー学生服調べ=
カンコー学生服は28日、同社の調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.228で、小中高生の子どもを持つ保護者2400人を対象に実施した、「学校教育でのデジタル端末利用の状況」の調査データを公開した。
それによると、学校の授業でのデジタル端末の利用状況は、「利用している」が82.0%(小学生84.5%、中学生81.6%、高校生79.9%)という結果で、小学生の利用がやや多く、全体では約8割がデジタル端末を授業で利用していると回答した。
デジタル端末を使った授業については、「とても良い」が26.0%(小28.1%、中24.8%、高25.1%)、「まあ良い」が58.6%(小56.5%、中59.4%、高59.9%)で、8割以上(84.6%)の保護者がデジタル端末の利用に「良い印象」を持っていた。
デジタル端末を使った授業が「良い」理由については、「今の時代に必要だと思う」「将来につながると思う」「大人になったら使うので慣れて欲しい」といった時代性や将来のために必要なスキルであることや、「授業が分かりやすいと感じるから」「効率よく勉強できる」などの授業の質向上や利便性が挙げられた。
一方、デジタル端末を使った授業が「悪い」と回答した理由については、「目が悪くなる」という視力の低下を懸念する声が多くみられ、「上手く使いこなせているか分からない」「学習内容が定着するか不安」という利用効果が分からないことや、「SNSやYouTubeも見られるから」「マンガを読んだり、遊んでしまうから」「毎日の持ち帰りでランドセルが重い」など、授業時間とは別の使用方法や持ち運びでの課題もみられた。
この調査は、小学・中学・高校生の子どもを持つ保護者2400人(各800人ずつ)を対象に、2024年12月にインターネットで実施した。
関連URL
最新ニュース
- LoiLo、iPad40台とロイロノート・スクール無料貸出の申込受付開始(2025年3月6日)
- 総合型選抜、自己PRを書く際に最も苦労した点は「自分の強みを言語化すること」=じゅけラボ予備校調べ=(2025年3月6日)
- 実務で役立つ数学の分野、34.9%が「確率・統計」と回答=スキルアップ研究所調べ=(2025年3月6日)
- LoiLo、子どもたちの思考力を育てる「シンキングツール」活用法を無料公開(2025年3月6日)
- カタリバ、大船渡市山林火災を受け親子のストレスを軽減する子どもの居場所とLINE相談窓口を開設(2025年3月6日)
- エッジ、eラーニング「読み書き困難指導・支援講座」第10期開講(2025年3月6日)
- アタム、子ども向けオンラインイラスト教室の新講座「オリジナルゲームをデザインしよう!」リリース(2025年3月6日)
- 探究・校務改革支援補助金2025事務局、「探究・校務改革支援補助金2025」の説明会10日・19日開催(2025年3月6日)
- 教師向けオンラインサロン「授業てらす」、「国語授業づくりセミナー」14日開催(2025年3月6日)
- LeadGL、アントレプレナー型学習「GoMinds」のオンライン説明会開催(2025年3月6日)