2025年5月26日
金沢工業大学、ITを活用した知的障がい者の移動や就労の自立支援に向けて共同研究を開始
金沢工業大学は21日、同学情報デザイン学部の経営情報学科、環境デザイン創成学科が、ITを活用した知的障がい者の移動や就労の自立支援に向けて、GENESISおよびポタジェと包括共同研究に関する契約を5月12日に締結したことを発表した。
金沢工業大学 情報デザイン学部 経営情報学科 徳永雄一研究室では、ITを活用した知的障がい者の移動や就労の自立支援の研究をGENESISと共同で進めている。知的障がい者や発達障がいや鬱病、PTSDなどを持つ人々には、聴覚過敏者が多いとする⾒解もあり、それが原因で外出ができない課題に着目。音情報処理により聴覚過敏を抑制する研究と、通勤や就労を介護者が遠隔支援できるウェアラブルデバイスの開発に取り組んでいる。
工学分野と福祉分野のビジネスにおける「工-福」連携はこれまであまり例がない。さらに広い範囲で研究を促進するため、事業側は県内で障がい者就労を受け入れているハーブ園「ペザン」の運営会社であるポタジェに呼びかけ、金沢工業大学は経営情報学科の石原正彦教授(専門分野:地理情報科学、統計解析、技術経営)と環境デザイン創成学科の土橋喜人教授(専門分野:交通バリアフリー、国際協力、障害と開発、障害者福祉)に声かけし、2事業団体と3研究室での工―福連携に向けた包括共同研究の協議を行った。
今後、学生がプロジェクトデザイン活動(卒業研究)の一環として、知的障がい者が活動する現場で実際のニーズ等を把握し、具体的な研究テーマを立案、実践していく予定という。
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