2025年6月6日
Z世代が留学をしたい理由、1位「異文化体験」、2位「英語力向上」=アイ・ビー・アイ調べ=
アイ・ビー・アイは5日、留学に関心があるZ世代の男女1249人を対象に実施した、「Z世代の留学のリアル」に関する調査の結果をまとめ発表した。
それによると、「留学に行きたい理由」を聞いたところ、「異文化に触れたい・現地生活を体験したい」が38%で最も多く、次に多かったのが「英語が話せるようになりたい」33%だった。Z世代の留学動機は体験価値とスキル獲得の「ハイブリッド型」であることがうかがえる。語学力を伸ばしたいという実利的な目標を持ちつつ、単なる学習の場としてではなく「現地での生活そのもの」に価値を見出している点が特徴的。
一方で、「将来のキャリアに活かしたい」14%、「海外の友達を作りたい」15%といった動機は少なく、就職・人脈形成といった長期的視点よりも、「今この瞬間の体験」や「自己成長」に重きを置いている傾向が読み取れる。
海外留学に関する「情報収集の手段」を尋ねたところ、「SNS」60%が他の情報源を大きく引き離してダントツだった。もはや留学の検討は、「エージェントに相談に行く」や「公式サイトで調べる」といった従来型のトップダウン的な情報取得ではなく、SNSで「自分と似た誰か」の体験を吸収する共感型スタイルに移行していることが分かった。
「Google検索」15%や「留学経験者に直接聞く」15%といった手段も活用されてはいるものの、それらは補足的な位置付けに過ぎない。特に「留学エージェント」10%はZ世代では第1選択肢にはなっておらず、“信頼の出発点”が「組織」から「個人」へ移行している構造変化が浮き彫りになっている。自ら調べて判断する「オーナーシップ型の意思決定」が主流化していることを示している。
「留学生活で最も得たいこと」について聞いたところ、最も多かったのは「英語力など語学スキルの向上」47%で、Z世代も語学力の習得は留学の「主目的」として依然重視していることが分かった。
一方で、「自分の視野・価値観を広げたい」37%が2位にランクインしており、「語学」と「自己成長」が両立する経験として留学が捉えられていることも注目すべきポイントだ。Z世代が「スキルだけでなく、人生の転機としての体験」も同時に重視している「ハイブリッド志向」であることを示唆している。
「将来のキャリアに役立つ経験」10%や「自立心や生活力の習得」6%といった項目は比較的少なく、実利性や精神的成長よりも、まずは語学+価値観の変化という「今の自己」にフォーカスした動機が強いのが分かる。
また、「留学前に英語の勉強をしたか」を聞いたところ、「全く勉強しなかった」人が37%と多く、「とにかく行ってみる」という“勢い留学”がZ世代の一部で現実的な選択肢になってきていることが分かった。SNS上に日常的に発信される留学体験が、心理的ハードルを下げていると考えられる。
「英語力が足りず、留学中に困った経験はあるか?」と聞いたところ、83%が「ある」と回答。「ない」は17%だった。現地生活では「教科書で学んだ英語」だけでは対応しきれないケースが多く、最低限の準備の重要性も浮き彫りになった。
では、「どの程度英語を勉強してから留学したのか」を尋ねたところ、最も多かったのは「単語や文法の復習程度」45%だった。スピーキング・リスニングまで準備した層は全体の約1/3だった。
この調査は、留学エージェント「留学Voice」のZ世代のフォロワーを対象に、6月1~3日にかけて、インスタグラムストーリーを使って実施した。有効回答数は1249人。
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