2025年6月10日
小学生が親子で一緒に過ごす時間は平日2時間19分 =シチズン時計調べ=
シチズン時計は9日、6月10日の「時の記念日」を前に「親子のふれあい時間」に関する調査の結果を公表した。

調査は小学生の子どもを持つ共働き夫婦400組を対象に、3月27日・28日に行われた。それによると、親子で一緒に過ごす時間は、平日2時間19分、休日4時間19分となり、同社が13年前の2012年実施した同様の調査と比べて、それぞれ41分と70分減少した。学年別に見ると、高学年の子どもとの休日の平均時間は4時間5分と、低学年の子どもよりも約30分短く、子どもの成長に伴う生活スタイルの変化か影響していると考えられる。

親子の会話時間にも、平日・休日ともに減少傾向が見られ、平日は父親が平均52分とほぼ横ばいであるのに対し、母親は1時間34分と約2割減少した。休日ではさらに減少幅が大きく、父親・母親ともに20分以上短くなっており、特に高学年の子どもの場合に大きく減少していることが分かった。


2012年と比べて親子の会話内容には大きな変化はなく、「友達の話」「学校行事の話」など人間関係や身近な出来事が引き続き会話の中心になっていることが分かった。また、6割以上の家庭で日常的に社会的なテーマが会話に登場。「物価高」「気候変動」「防災」など生活に身近なテーマに関心が寄せられていた。

休日に親子で一緒に過ごす時間の内容を訊ねたところ、「テレビ」や「ショッピング」「食事」「スポーツ・遊び」が軒並み減少している一方で、「ゲーム」や「勉強」にあてる時間が微増し、親子で楽しむ娯楽の中心がテレビからゲームへ移行している傾向が見られた。


小学生の子どもの平日におけるスマートフォン・タブレットの平均利用時間はほぼ2時間に達しており、高学年ほど使用時間が増える傾向が見られた。スマートフォンやタブレットの利用目的で最も多かったのは「動画視聴」、次いで「ゲーム」となり、子どもたちの関心はエンタメ系コンテンツに集中していた。特に高学年では「動画視聴」「ゲーム」ともに低学年より高く、「家族や友人との連絡」や「SNS」といったコミュニケーション用途も、学年が上がるにつれて利用が広がっている。

家庭でのスマートフォン・タブレット利用について時間制限を設けている家庭は全体の73.3%に上り、最も多かったのは「2時間まで」で、合計61.3%の家庭が「2時間以内」に設定していた。一方で、「制限なし」と回答した家庭も全体の26.7%を占めた。

子どもが学校の勉強以外で疑問が生じた時に相談する相手は「両親」が最も多く、特に低学年では9割を超え、日常的な疑問に関しては親を頼りにしている一方で、高学年になると、「(本やインターネットを使って)自分で調べる」や「AIに質問する」といった選択肢も増加している。
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