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2025年6月17日
BSNアイネット、学術論文を生成AIが分かりやすく解説する技術を特許出願
BSNアイネットは13日、AI論文解説文作成技術の特許出願を行ったことを発表した。
学術論文をわかりやすく親しみやすい言葉で発信することを目的とした、大人向け、中高生向け、小学生向けの3種類の解説文を、生成AIを用いて作成する技術を開発し、今回特許出願を行った。
同社は2024年度、「令和5年度文部科学省人工知能等社会実装研究拠点事業費補助金(オープンアクセス加速化事業)」に採択された新潟大学より委託を受け、新潟大学の研究をAIが解説するWebサイトの構築を行った。このWebサイトは、新潟大学の研究成果を一般の人々にわかりやすく伝えることを目的としている。
特に、学術研究になじみのない人や、大学の研究内容に興味を持つ中高生、難しい研究に触れる機会が少ない小学生に向けて構成されている。
同社は、このWebサイト用にAIを活用して、大人向け、中高生向け、小学生向けの3種類の解説文を作成する技術を開発。完成したWebサイトは「AIが解説!新潟大学の研究」として、新潟大学附属図書館・新潟大学ビッグデータアクティベーション研究センターより公開されている。
論文解説文作成において、生成AIでおきやすいハルシネーションを防ぎ、大人・中高生・小学生の3つの属性に合わせて作成する技術を開発した。解説文作成においては「Relevance(関連性)」「Coherence(一貫性)」「Consistency(論文との整合性)」「Fluency(流暢さ)」の4つの視点を考慮している。
解説文作成については、生成AIにより作成された解説文がこれらの視点を正しく考慮されていることの評価を行い、評価基準に満たない場合、その理由を指摘事項として再度解説文を作成する、という処理を繰り返すことで、基準を満たす解説文を作成。
大人向けに作成された解説文を基に中高生向け解説文を作成し、さらに中高生向け解説文をもとに小学生向け解説文を作成することにより、論文内容から解説文が乖離しないようにしている。
中高生向けには専門用語の解説や敬体変換、小学生向けには1文の文字数制限や親しみやすさを考慮することで、それぞれの属性に合わせて理解しやすい解説文作成を実現している。
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