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2025年11月6日

過去3年以内に美大の受験を経験した人の7割以上が進路選択に不安を感じていた=芙蓉エデュケーションズ調べ=

芙蓉エデュケーションズが運営する「ISCA TOKYO」は5日、「美大へ進学を希望する人の進路選択における不安に関する調査」の結果を公表した。

調査は過去3年以内に美術大学の受験を経験した18歳~29歳の男女を対象に10月17日~20日に行われ、116名から回答を得た。回答者の6割以上は美大の受験のために予備校に通っていた。


それによると、回答者の7割以上が進路選択において少なからず不安を感じていたことが分かった。不安のトップ3は、1位「美大入試・自身のスキルへの不安」2位「学費・経済的負担への不安」3位「自身の選択への迷いや後悔への不安」となった。

はじめに「美大の受験のために予備校に通っていたか」を尋ねる設問への回答では、「はい」が62.9%、「いいえ」が37.1%という結果になった。この結果から、過去3年以内に美大の受験を経験した人の6割以上が、美大の受験のために予備校に通っていたことがわかった。

次に、「美大へ進学を希望していた際、進路選択においてどの程度の不安を感じたか」を尋ねる設問への回答では、1位が「ある程度不安を感じた」で33.6%、2位が「少し不安を感じた」で20.7%、3位が「非常に不安を感じた」で19.8%という結果になった。1位、2位、3位の回答を合計すると回答率74.1%となり、この結果から、過去3年以内に美大の受験を経験した人の7割以上が、進路選択において少なからず不安を感じていたことが明らかになった。


美大への進学を希望していた際、進路選択において少なからず不安を感じたと回答した方を対象に、「美大へ進学を希望していた際、進路選択において不安を感じたことは何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「美大入試・自身のスキルへの不安」で57.0%、2位が「学費・経済的負担への不安」で46.5%、3位が「自身の選択への迷いや後悔への不安」で45.4%という結果になった。この結果から、美大へ進学を希望していた際の進路選択における不安としては、「美大入試・自身のスキルへの不安」が最も多く挙げられていることがわかった。


美大への進学を希望していた際、進路に関する情報収集で困難だと感じたことは、1位「美大に関する専門的な情報が少ないこと」2位「進学後のキャリアに関する情報が少ないこと」3位「保護者や学校の先生が進路に詳しくないこと」だった。



また、実技試験の対策において主に困難だと感じたことは「学業との両立」や「創造性・発想力の育成」だった。さらに、多くの人が、在学中の出費に加え「卒業後の就職・収入」といった長期的な視点でも経済的な懸念を感じていたことが明らかとなった。

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「ISCA TOKYO」

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