2025年11月11日
塾経営者、多くが「講師の評価処遇や授業・面談のクオリティ差」に悩む=「塾エイド」調べ=
インサイト・ジャパンは10日、同社が運営する、塾・スクール経営の組織「塾エイド」で、全国の学習塾経営者59人を対象に実施した、「塾運営に関する悩みのアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、塾経営者の人材に関する悩みで最も多かったのは「講師への評価処遇制度が曖昧である」39.0%で、次が「授業や面談のクオリティにばらつきが大きい」37.3%だった。塾経営者の多くが、「講師の評価処遇や授業・面談のクオリティ差」に悩んでいるようだ。
採用・育成に関する悩みで、次に大きな割合を占めたのが「講師の採用が難航している」35.6%、「採用コスト(求人広告費)が上昇している」25.4%で、講師の採用が難航している背景として、コスト上昇が要因の1つとして考えられそうだ。
一方、「講師のモチベーション維持が難しいか」との質問に、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた塾経営者は計50.8%で、過半数が講師のモチベーション管理に難航していることが明らかになった。
「社員と講師、あるいは講師間のコミュニケーションが不足しているか」との問いに関しても「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた塾経営者は計52.5%と過半数を占めた。塾経営者の多くが、採用後の講師とのコミュニケーションやモチベーション管理に苦戦しているようだ。
また、「講師の採用が難航しているか」との質問では、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」が計47.5%となり、半数近くの塾が講師の採用に難航していることが分かった。
これとは反対に、事務員やスタッフについては、難航していると「思わない」「どちらかというとそう思わない」が計77.9%で、スタッフの採用自体はほとんど難航していないことが分かった。
一方、「採用コスト(求人広告費)は上昇しているか」と尋ねたところ、「そう思う」と「どちらかというとそう思う」が計52.5%で、採用コストが上昇していると感じている塾経営者が半数以上いた。
「短期離職が多発しているか」との質問には、「思わない」と「どちらかといえばそう思わない」が計83.0%を占め、8割以上の塾が、短期離職が多発している、という状況ではないことが分かった。
「授業や面談のクオリティにばらつきが大きいか」については、「そう思う」と「どちらかというとそう思う」が計66.1%を占めており、講師間の授業・面談のクオリティにばらつきが大きいことを懸念していることが分かった。
この調査は、全国の学習塾経営者を対象に、10月にオンライン(WEBアンケート方式)で実施した。有効回答数は59人。
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