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2025年12月9日

日本語教師の国家資格「登録日本語教員」知名度わずか14%=キャリアバディ調べ=

キャリアバディは5日、日本語教師の国家資格「登録日本語教員」の認知度を把握するために実施した「日本語教師に関する認知度調査アンケート」の結果を発表した。

2024年4月に制度が創設された同資格は、日本語教育の質向上と社会的認知の拡大が期待されているが、その周知状況には大きな課題が残る結果となった。



調査では、まず「日本語教師の存在を知っているか」を尋ねたところ、「よく知っている」「なんとなく知っている」が合計77.5%と高い認知度を示した。一方で、国家資格についての問いでは、「よく知っている」が0.5%、「なんとなく知っている」が13.5%にとどまり、両者を合わせても14%と極めて低い数値となった。


また、日本語教師の仕事内容に関する理解度については、「ほとんど知らない」が44%、「全く知らない」が10%と半数以上を占め、職務内容への理解が一般に十分広がっていないのが現状。


さらに、「日本語教師として働くために教員免許が必要か」という質問では、47.5%が「必要」と回答。実際には、認定日本語教育機関で教員として働く際には国家資格「登録日本語教員」が必要となるが、教員免許は不要であるため、資格要件についての誤解が広範に見られた。

今回の結果について、キャリアバディマガジン編集部は、日本語教師という職種は比較的認知されているものの、資格制度や職務内容に関する理解不足が今後の人材確保の大きな障壁となり得ると指摘している。

調査概要
調査期間:12月3日〜12月4日
調査方法:インターネット調査(クラウドワークスで実施)
調査対象者:国内在住者
調査人数:200人

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キャリアバディ

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