2025年12月17日
小中学生の今年の”しあわせ点数”は82.7点 =博報堂教育財団調べ=
博報堂教育財団の調査研究機関 こども研究所は15日、小学4年生~中学3年生の男女600名と15~79歳の男女700名に実施した「2025年の気分」調査の結果を発表した。
それによると、2025年のしあわせ点数の平均点は、小中学生が82.7点。高校生/大人が66.3点。2025年の一年間、自分のことをどれくらい「しあわせ」だと感じたかを0~100点満点で聞いたところ(しあわせ点数)、小中学生の平均点は82.7点、高校生/大人は66.3点。小中学生の平均点は、高校生/大人と比較すると+16.4点高い点数だった。
小中学生、高校生/大人のいずれも、平均点は昨年よりわずかに高く、小中学生が昨年比+1.2点、高校生/大人が昨年比+1.6点だった。小中×男女別では、小学生が男女とも85点以上。4層中最も低い中学生男子でも78.1点だった。
2025年の最も心に残ったできごとは、小中学生が「家族や親せきとの旅行」。高校生/大人は「選挙・首相交代・政治関連」 。
2025年で心に残ったできごと(5つまで)を自由回答で挙げてもらい、その中で最も心に残ったできごとを聞いたところ、小中学生は「家族や親せきとの旅行」が最多。続いて「学校の修学旅行・課外授業」で、ほとんどが「修学旅行」ですが、「遠足」「職業体験」「自然教室」という回答もあった。
2025年の最も心に残ったできごとをオノマトペでいうと、「わくわく」「やったー」「うきうき」 。
小中学生、高校生/大人は4位まで同じで、1位は「わくわく」。続いて「やったー」「うきうき」「どきどき」。小中学生は半数以上が「わくわく」と回答した。小中学生の5位は「へとへと(7.5%)」ですが、4位の「どきどき(28.3%)」と大きく差がある。
2026年の世の中は、2025年と比べて「変わらない」と思う小中学生が65.8%。
2026年の世の中は、2025年と比べてどうなると思うかたずねたところ、「変わらない」と回答した小中学生は65.8%で、高校生/大人の50.6%より+15.2pt高い値。
「良くなる」と回答したのは、小中学生、高校生/大人とも3割程度。「悪くなる」と回答した小中学生は7.0%で、高校生/大人の18.7%より-11.7pt低い値だった。小中×男女別では、「良くなる」と答えた小学生男子が4層中最も高く34.0%。小中別・年代別では、15~19歳の「良くなる」と回答した人が、他の年代よりも突出して高く56.0%だった。
2026年の世の中に対する小中学生の期待、願望は「平和で戦争のない世界になる」「物価が下がる」ことだった。
関連URL
最新ニュース
- WEAVE、広島県の高校生・教員30人を対象に「生成AI体験イベント」実施(2025年12月17日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が千葉県成田市で提供開始(2025年12月17日)
- 理系人材、高校生の66.9%が「増えるべき」と回答 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月17日)
- 小中学生の今年の”しあわせ点数”は82.7点 =博報堂教育財団調べ=(2025年12月17日)
- 27年卒学生、最重視する「就活の軸」3人に1人が「ワーク・ライフ・バランス」=学情調べ=(2025年12月17日)
- 芸大生の7割弱が卒業後の進路として企業への就職を希望すると回答 =芙蓉エデュケーションズ調べ=(2025年12月17日)
- LINK&M、中学生高校生の「学習意識・進路観」など傾向に関する調査結果を公開(2025年12月17日)
- AI翻訳が進化しても英語学習の意欲「下がらず」85% =スピークバディ調べ=(2025年12月17日)
- お年玉をあげる人4割、あげる予定の人数は平均3人、金額は1000円台から4000円台が主流 =マルアイ調べ=(2025年12月17日)
- 香川県の専門学校・穴吹コンピュータカレッジ学生チームがセキュリティコンテストで全国最優秀賞を受賞(2025年12月17日)















