2026年3月31日
freee、若手従業員におけるAI活用とキャリア観に関する調査データを公開
フリーは27日、若手従業員を対象としたAI活用とキャリア観に関する調査結果を公表し、企業のAI活用状況が人材の意識や転職意向に強く影響している実態を示した。
調査は新卒入社1〜3年目の従業員663人を対象に実施されたもので、AIがすでに日常業務の中に深く入り込んでいることが明らかになっている。
業務でAIを「毎日活用している」と回答した割合は26.4%、「週に数回程度活用している」は34.1%にのぼり、合計で6割以上が高頻度でAIを利用している状況。用途は、文章の作成や要約、資料の構成案作成、アイデア出しなどが中心で、従来は人手で行っていた知的作業の補助や代替として活用が進んでいる。
こうした利用状況はキャリア意識にも直結している。回答者の69.8%が、AIを使いこなせるかどうかによって将来の年収や市場価値に差が出ると感じていて、AIスキルが今後のキャリア形成において重要な要素と認識されている。また、74.5%がAI活用を積極的に推進する企業に魅力を感じると回答し、企業選びの判断軸としてAI環境が重視されていることが分かる。
さらに、45.2%は転職を検討する際の条件としてAI活用企業であることを挙げ、勤務先のAI活用が不十分な場合には46%が転職理由になると回答した。影響があるとする回答まで含めると77.1%に達し、AI活用の有無が離職意向にまで波及している。
freeeではこうした背景を踏まえ、AIネイティブカンパニー化を掲げて社内での活用を推進している。AIチャットボットの導入によって総務への問い合わせを半減させ、年間約991時間の業務時間削減を実現したほか、営業領域では商談後の事務処理の大幅な効率化にもつなげている。加えて、新入社員を含む従業員向けのAI研修やオンボーディングも継続的に実施しているという。
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