2026年4月24日
AIを使った勉強・宿題、小中学生の親が抱く不安ランキング =アタム調べ=
アタムは22日、オンラインイラスト教室を運営するアタムアカデミーが、小中学生の子どもがいる保護者500人を対象に実施した、「AIを使った勉強・宿題に関する意識調査」の結果を発表した。
それによると、「子どもが勉強・宿題にAIを利用するのはありかなしか」を聞いたところ、「あり(15.6%)」「どちらかと言えばあり(39.4%)」が合わせて55.0%。
「今後はAIなしでは成り立たない世の中だと思うから」という声もあった。時代の流れとともに、AIを使った学習も許容されたり歓迎されたりしていることがわかる。ただ「なし」と答えた人も45%おり、意見は拮抗している状態。
「お子さんは勉強・宿題でAIを利用しているか」の問いには、「利用している」と回答した親が「頻繁に(3.8%)」「たまに(31.4%)」を合わせて35.2%。同アンケートにおいては、小中学生の約3人に1人が勉強や宿題にAIを活用しているという結果になった。
一方で、「全く利用していない」が38.8%と最多で、利用の広がりにはまだ差があることもうかがえる。「子どもがAIを上手に使える年齢になっているか」「リテラシーが身についているか」によって、利用状況も変わってくると考えられる。
また、「わからない」が2.2%いることから、保護者が子どもの学習実態を完全には把握しきれていないケースも見受けられる。
「勉強・宿題での子どものAIの使い道」の1位は「解答方法の提示(10.6%)」、僅差の2位は「情報検索のツール(10.2%)」だった。
次いで、3位「問題の回答出力(9.0%)」、4位「アイデア出しのサポート(8.8%)」、5位「文章作成の補助(7.0%)」と続いた。
「解答方法の提示」「情報検索のツール」「解説」など、勉強や宿題を進めるための補助として使っている子どもが多くなっている。「学校では時間がなくて聞けなかったことも、AIであれば気兼ねなく何度でも聞ける」というコメントも。また、言葉の意味調べなど、辞書代わりにしている例もあった。
一方で辞書や参考書にはないAIならではの使い方としては、「アイデア出しのサポート」「文章作成の補助」などが挙げられている。
勉強・宿題にAIを利用することに対しての不安を聞いたところ、圧倒的1位は「考える力の低下(42.8%)」で全体の4割を超えた。
次いで、2位「情報の取捨選択の難しさ(17.4%)」、3位「学習意欲の低下(16.8%)」、4位「学力の低下(10.6%)」が続いた。
また、AIという便利なツールがあることで、「自分から進んで勉強しよう」「自分の力を伸ばそう」という意欲が失われることも危惧されている。
親が考える「勉強・宿題で子どもがAIを使うために必要なルール」の1位は「最初から使うのは禁止(33.6%)」。次ぐ2位は「大人による確認(23.2%)」、3位は「サポートツールとしての利用(15.0%)」だった。
利用範囲の制限など、「使い方をうまくコントロールしてあげたい」という意向が目立った。「最初から使うのはだめ」「あくまでサポート役」「答えを直接聞かない」といった回答からは、子どもが自分で手を動かして考えることを重視する親の姿勢が浮かぶ。
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