2026年4月24日
オンライン個別指導、プロ講師の81.0%が「指導の質向上」を実感 =スタディカルテ調べ=
スタディカルテは23日、同社の医学部完全特化型オンライン個別指導塾「スタディカルテLab」と、東大・難関大専門オンライン個別指導塾「スタディカルテMira」に6カ月以上在籍し、直近1年間に2人以上の生徒を担当した講師21人を対象に実施した、「プロ講師の働き方」に関するアンケートと個別ヒアリングの結果をまとめ発表した。
それによると、オンライン個別指導を始めたことで、講師の81.0%が「指導の質が向上した(大きく向上した33.3%、やや向上した47.6%)」と回答した。講師からは「オンライン個別指導用の教材作成を通じて自身の指導内容、方針の見直しや修正ができ、スキルアップにつながった」(40代)、「自分の板書をデータで手元に残して何度でも確認でき、それらを元にまとめノートやオリジナルの参考書テキストを作成した」(60代)といった声が寄せられた。
同時に、移動時間の削減や体力的負担の軽減に加え、プライベート時間の増加やライフステージとの両立のしやすさなど、働き方にも前向きな変化が見られ、71.4%の講師が「週あたり2時間以上の総移動時間削減」を実感しているほか、85.7%が「体力面での負担が軽減した(大きく軽減した52.4%、やや軽減した33.3%)」と回答。また、76.2%の講師が「プライベートに充てる時間が増えた(大きく増えた23.8%、やや増えた52.4%)」と回答した。
また、95.2%とほとんどの講師が「ITスキルが向上した(大きく向上した47.6%、やや向上した47.6%)」と回答したほか、81.0%が「『長く続けたい』という意欲が強くなった(とても強くなった52.4%、やや強くなった28.6%)」と回答。
生徒とのコミュニケーションについても、47.6%の講師が「向上した(大きく向上した14.3%、やや向上した33.3%)」と回答。「変わらない」は14.3%だったが、その一方で、38.1%の講師が「難しくなった(やや難しくなった33.3%、大きく難しくなった4.8%)」と回答した。
オンライン個別指導は画面越しに顔と顔を合わせる指導形態であることから、「(顔を覗き込むわけにはいかない対面指導に比べて)表情が確認しやすくなった」という意見が見られたほか、ITツールやテキストコミュニケーションを活用することで、生徒の理解度や状況を多角的に把握する工夫も行われていることが分かった。こうした取り組みにより、対面指導と遜色のない、あるいはそれ以上の指導が実践されていることが伺える。
一方で、非言語情報の伝わりにくさなど、オンライン特有のコミュニケーションに難しさを感じている講師が一定数存在することも明らかになった。
また、アンケートに回答した講師のうち5人に個別ヒアリングを実施し、対面指導とオンライン指導を比較して具体的にどのような変化が起きたかを詳しく聞き取った結果、デジタル環境での指導は、教材の切り替えや反映を即座に行えるため、授業中に生徒を待たせる時間が発生しにくく効率的である点が評価された。
さらに、授業前に生徒の学習状況を確認することで、理解度や定着度を把握した上で授業に臨める点も、オンライン指導のメリットとして挙げられた。
個人事業主として働いているプロ講師は、「働き方改革」の枠組みに組み込まれにくい側面があるが、オンラインでの指導環境により、プライベートの充実につながっているケースが確認され、移動時間の削減で家族との時間や育児に充てる時間が増えた例や、体調面の改善や自己研鑽につながっているケースも見られた。
この調査は、同社のオンライン個別指導塾「スタディカルテ」に6カ月以上在籍し、直近1年間に2人以上の生徒を担当した実績を持つ講師を対象に、3月25日〜4月13日にかけて実施した。有効回答数は21人。
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