2026年4月24日
スプリックス教育財団、「基礎学力と学習の意識に関する保護者・子ども国際調査2025」実施
スプリックス教育財団は22日、基礎学力に対する意識の現状を把握することを目的に実施した、「基礎学力と学習の意識に関する保護者・子ども国際調査2025」の結果を発表した。
報告では、家庭の社会経済的背景(SES)による計算力の差を克服する要因(レジリエンス)を探ることを目的として、子どもの基礎学力に関する価値観に着目して、計算力とSESとの相関を分析した。
それによると、6カ国の小学4年生に「勉強の基礎は重要」「計算力は大切」といった基礎学力の重視について尋ねたところ、日本は他の5か国と同様に7割以上が強く肯定しており、日本の子どもは基礎学力を重視する傾向が示された。
一方で、「計算力に自信がある」「計算が好き」といった計算の肯定感については、日本は他の5カ国を下回った。日本の子どもは基礎学力を重視する一方で、自分自身の計算に対する肯定感が控えめであることが明らかになった。
次に、低SESと高SESの計算力の差は大きく、基礎学力の重視や計算の肯定感だけではSESによる計算力の差を乗り越えることは難しいことがわかった。
しかしながら「勉強の基礎は重要」「計算力に自信がある」と強く肯定した子どもは、どのSES層においても計算力が高く、SESによる影響を縮小する傾向がみられた。この傾向は、日本だけでなく他の5カ国でも共通して見られた。
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