2026年4月24日
宅建合格者の7割超が独学から通信講座へ切り替え =イードが運営するWebメディア『ミツカル学び』によるアンケート調査=
イードは22日、キャリアアップ(転職)及びリスキリング(資格取得~プログラミングなどのスキル習得)に関する情報サイト「ミツカル学び」にて、宅建の通信講座を利用して合格した246名を対象に実施した「宅建の通信講座に関するアンケート調査」の結果を発表した。
それによると、宅建試験に合格した当時の立場を尋ねたところ、「社会人(正社員・フルタイム)」が77.2%と大半を占めた。次いで「社会人(アルバイト・パート・契約社員)」(9.8%)、「学生」(4.9%)、「自営業・フリーランス」(4.9%)と続き、働きながら宅建取得を目指す人が大多数であることが明らかになった。
受験当時の不動産業界での勤務経験については、「なかった(全くの異業種・未経験)」が51.6%と、「あった」の48.4%をわずかに上回った。
宅建資格が不動産業界以外でも評価される場面が増えていることや、キャリアチェンジを目指して異業種から挑戦する人が多いことがうかがえる。
合格した年に利用した通信講座では、「アガルート」が26.4%でトップ、次いで「ユーキャン」が22.0%。この2講座だけで全体の約半数(48.4%)を占める結果となり、高い人気を誇っていることがわかる。
学習の開始方法について尋ねたところ、「最初は独学で勉強していたが、途中で通信講座に切り替えた」が73.2%にのぼった。
「最初から通信講座を利用した」という25.2%を大きく上回り、多くの合格者が独学の限界を感じて講座利用に踏み切っている実態が明らかになった。
独学から通信講座へ切り替えた理由としては、「法改正などの情報収集に不安を感じたため」が36.2%で最多だった。
次いで「テキストを読んでも権利関係(民法)の意味が理解できず、限界を感じたため」(21.5%)、「独学のままでは点数が伸びず、合格が見えなかったため」(11.0%)と続き、独学での情報収集や難解な分野の理解に壁を感じる受験者が多いことが示唆される。
受講料の一部が国から支給される「教育訓練給付制度」の利用状況については、「利用した」が37.8%だったのに対し、「利用していない(対象外だった・申請しなかった)」が39.8%、「制度を知らなかった・覚えていない」が22.4%。
費用負担を軽減できる有益な制度だが、まだ十分に認知・活用されていない可能性が考えられる。
合格までの道のりを見ると、「2回目:ギリギリ合格」が44.7%と最も多く、「1回目:ギリギリ合格」が28.5%と続く。ストレート合格者(1回目合格)は全体の42.3%で、半数以上の受験者が複数回の挑戦を経て合格を掴んでいることがわかる。
通信講座選びにおける「講師との相性」の重要度については、「まあまあ重要(わかりやすい解説があれば誰でもいい)」が58.1%で最多。
「非常に重要(講師が合わないと動画を見なくなるから)」の回答も29.7%あり、合計で87.8%の人が講師との相性を重視していることがわっかった。
最も役立った教材・機能を尋ねたところ、「重要ポイントが整理されていて見やすい『テキスト・レジュメ』」が46.7%で1位となった。これは「難しい内容も講師の解説で理解できた『動画講義』」(22.0%)の2倍以上のスコアであり、自分のペースで読み込み、知識を整理できるテキスト教材への信頼の厚さがうかがえる。
最後に「もし通信講座を使わず独学のままだったら合格できたか」の問いには、「おそらく不合格だったと思う」(70.7%)と「絶対に不合格だったと思う」(13.4%)を合わせて84.1%が、通信講座なしでの合格は難しかったと回答した。
多くの合格者が、通信講座のサポートが合格に不可欠であったと感じていることが明確になった。
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