2026年5月19日
CURIO SCHOOL、「小田原版STEAM教育」の3年間の実践記録を公開
CURIO SCHOOLは18日、小田原市教育委員会と協働で取り組んできた「小田原版STEAM教育」の3年間(2023〜2025年度)の実践記録を、noteで公開した。
同公開記事では、同市内全11中学校への段階的な導入プロセス、地域企業・農家・行政との連携を通じた探究学習の設計、教員のファシリテーション力育成の取り組みを、具体的な事例とともに紹介している。
2021年1月の中央教育審議会答申を受け、同市教委はSTEAM教育を「地域の中にある本物の課題に向き合い、解決策を考え、形にし、試し、改善する」探究学習として位置づけ、2022年度から段階的な導入を進めてきたが、同社は2023年度に、同市教委から企画提案型プロポーザルに選定され、3年にわたって伴走支援を担ってきた。
3年目を迎えた今年度、市内全11中学校が「小田原版探究プロセス」という共通言語をもつ状態に到達したことを受け、これまでの取り組みと得られた知見を広く共有することで、全国で探究学習の導入を検討する教育委員会・学校関係者の参考となることを目指し、今回、同記事を公開することにした。
【実践記録の概要】
①3年間の段階的導入の歩み
・2023年度:城山中学をモデル校にした実証と教員研修(生徒約130人が小田急電鉄との連携プロジェクトに参加)
・2024年度:4校(白山・橘・国府津・城南)へ拡大し、「ミニ探究+本探究」の2段階カリキュラムを確立
・2025年度:6校(白鷗・鴨宮・酒匂・千代・城北・泉)へ拡大し、市内全11中学校への普及を達成
②地域を学びのフィールドにした探究テーマの実例
・「小田原駅にもっと人を呼ぶには?」(小田急電鉄との連携)
・「たまねぎ農家の困りごとを解決するには?」
・「ジャンボタニシ掃討作戦」
・「中学生もしくは先生が『これなら食べたい』と思える練り物の商品パッケージを考えよう」(地元かまぼこ事業者との連携)
③3年間の支援で得られた4つの示唆
・段階的な導入設計の有効性
・「地域」を学びのフィールドにすることの教育効果
・教員の「伴走者」への役割転換
・外部支援から学校の自走に向けた課題と継続支援の方向性
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