1. トップ
  2. データ・資料
  3. 大学受験対策、82%の家庭が「高2までに開始」=塾選調べ=

2026年5月29日

大学受験対策、82%の家庭が「高2までに開始」=塾選調べ=

DeltaXが運営する塾選びサービス「塾選」は28日、2026年度の大学受験を経験した子どもの保護者100人を対象に実施した、「『大学受験の後悔』に関する実態調査」の結果をまとめ発表した。


それによると、「子どもが大学受験対策の勉強を始めた時期」を聞いたところ、82%の家庭が「高2までに」と回答した。2025年調査では、受験対策を「高3から」始めた家庭が35%だったが、2026年調査では18%に減少。前年と比較すると、大学受験対策の早期化がはっきりと表れる結果になった。

一方で、「高2までに」始めた家庭は、2025年65%⇒2026年82%と増加。この変化からは、大学受験を高3の短期決戦として捉えるのではなく、高2までのあいだに少しずつ準備を進める家庭が増えているのが伺える。


「受験勉強開始時期」の内訳を見ると、高2の「2学期」が20%、「3学期」が21%だったが、一方で、「高1」は18%、「高校入学前」は5%にとどまった。対策が早期化しているとはいえ、極端に早く始めるということではなく、高校生活に慣れ、進路の方向性が少しずつ見えてくる高2の段階で、大学受験を本格的に意識し始める家庭が多いようだ。


また、「受験する大学を決めた時期」を聞いたところ、「高3」が41%、「高2」が41%、「高1」が18%で、高1と高2を合わせると59%。前年調査では、高1と高2を合わせた割合は40%で、受験大学を決める時期も前倒しになっているのが分かる。


「志望校を決める際の情報収集で、もっとも参考になった情報源」を聞いたところ、最も多かったのは「学校説明会・オープンキャンパス」50%。前年調査では33%で、17ポイントの上昇。

一方で、「学校のホームページやSNS」は2025年の27%から2026年は14%へ、「受験情報のWebサイト」は15%から4%へ減少。大学の公式サイトや受験情報サイトで情報を集めるだけでなく、実際にキャンパスに足を運び、大学の雰囲気や学生の様子、学びの環境を確かめる家庭が増えているようだ。


「子どもがどのような方法で大学受験対策の勉強をしていたか」を聞いたところ、「塾に通っていた」が67%で最も多かった。前年調査では「塾に通っていた」は48%だったが、2026年調査では67%になり、19ポイント上昇した。この結果からは、家庭学習や通信教育で対策するよりも、塾を活用して受験対策を進める家庭が増えているのが分かる。

その背景として考えられるのが、大学受験で求められる対策の幅広さ。志望校ごとの出題傾向、共通テスト対策、個別試験対策、推薦・総合型選抜への対応など、家庭だけでは把握しきれない情報や準備も少なくない。また、塾には単なる学習指導だけでなく、受験情報の整理や学習計画の管理、志望校対策の伴走といった役割も期待されている。


次に、塾に通っていた家庭に、「大学受験対策の塾に通い始めた時期」を聞いたところ、最も多かったのは「高2」57%だった。前年調査では、「高1」が52%、「高2」が28%だったが、2026年調査では「高1」は33%に減り、「高2」は57%に増加。大学受験対策の塾通いは、高1から早く始めるというより、高2で本格化する流れが主流のようだ。


大学受験対策で通っていた「塾の種類」を見ると、「大手受験塾」が45%で最も多かったが、前年と比較すると変化も見られる。前年調査では「大手受験塾」が60%、「中堅塾」が32%だったのに対し、2026年調査では「大手受験塾」が45%、「中堅塾」が19%に減少。一方で、「個別指導塾」と「地域密着型(個人経営など)の塾」は、それぞれ2025年の4%から2026年は18%へと増加した。


また、今回の調査では、大学受験について「後悔していることはまったくない」が44%、「後悔していることはあまりない」が43%という結果が出ており、合わせると、87%の家庭が大きな後悔は少ないと回答している。


「後悔がない」、または「後悔が少ない」と回答した家庭にその理由を聞いたところ、最も多かったのは「子どもの意思を尊重できた」79%で、次いで「親子でよく話し合えた」39%だった。保護者から寄せられた声からは、大学受験で納得感を得るためには、単に早く勉強を始めるだけでなく、子どもの意思を尊重しながら話し合いを重ね、親子で情報を整理するのが大切だと分かる。

子どもの意思を尊重しながら受験校を決めるためには、親子で話し合う材料を早めに集めておくことも大切で、後悔が少ない理由として、「早めに情報収集・学校見学をした」と回答した家庭は36.8%だった。これは、先ほどの「オープンキャンパス・学校説明会が最も参考になった」という結果にもつながる。

また、実際に後悔している家庭の回答では、「もう少し早い時期から受験を意識して計画的に準備を進めていれば、志望校の選択肢も広がったのではないか」「高2の段階で志望校をある程度絞り込み、それに合わせた勉強方針を決めておけばよかった」といった声が複数見られた。納得のいく大学受験にするためには、子どもの意思を尊重すること、そのために話し合うこと、そして話し合うための情報を早めに集めておくことが重要だ。

この調査は、2026年に大学入試を終えた子どもを持つ保護者を対象に、4月にインターネットで実施した。有効回答数は100人。

調査結果の詳細

関連URL

「塾選」

DeltaX

自律的な学習者への第一歩に 自己効力感の向上 活用事例多数紹介 すらら 活用事例のご紹介
生成AI時代の情報活用能力と学びのデザインウェビナー 教育委員会x学校xICT支援員で創る「自治体教育プラン」 6/3 wed. 15:00~16:30 参加無料・オンライン開催 途中参加・退室OK 基調講演 東京大学大学院 情報学環 教授 山内 祐平先生
株式会社TENTO

アーカイブ

  • ICT要員派遣はおまかせ!ICTまるごとサポート 詳細はこちら
  • 事例紹介作って掲載します。 ICT教育ニュースの楽々 事例作成サービス