2026年7月29日
成蹊大学とマサチューセッツ工科大学、「リケジョ」向け教育体験プログラム8月開催
成蹊大学理工学部は、米国・マサチューセッツ工科大学Women’s Technology Program(MIT-WTP)の「Global Women’s Technology Program(WTP Global)」を8月1日~5日に開催する。
本プログラムは、日本の中学3年生・高校生1・2年生の女子生徒を対象とした高度な理工系教育プログラム。
WTP Globalは、「MIT Women’s Technology Program(MIT-WTP)」が20年以上にわたり米国で実施してきた先進的な女子高校生への動機付け教育手法に基づいたカリキュラムを更新および翻訳し、昨年度からMIT-WTPと同学教員は、このプログラムを本学の理工系教育に導入するために協力してきた。
理工系に進学する女性が依然少ないという社会課題の解決を目指す中、日米の大学が連携し、次世代の女性技術者を育てる先駆的な試みだという。
昨年度、初開催を行い今年は2回目の開催。最終プロジェクトでは、参加者が発泡スチロールを使ってミニチュアクレーンを設計・製作し、クレーンが転倒したり変形したりすることなく、どれだけの重りを安定して保持できるかを競う。
ここでは、週の前半に学ぶ力学や材料の理論、創造的な設計思考、製作技術、チームワークを総合的に活用する。実体験を通じて、理工系の奥深さと楽しさを味わうことができるプログラム。
今回は、事前に選抜された中学3年生・高校1・2年生の女子生徒30人が参加し、毎晩20〜40分程度の予習動画を視聴したうえで、翌日の授業では要点の解説やグループでの問題解決、理論と実社会をつなぐ体験など、アクティブラーニング形式で進められる。
実践的な「協働の学び」を通して、仲間と共に課題を乗り越える楽しさと達成感を味わうことができる。最終日にはクレーン製作を行い、5日間の学びの集大成としてプログラムの学びの成果を披露する。
期間中には、企業の研究開発部門などで活躍する女性技術者を招いた「ランチトーク」も実施。実際に理工系分野で働く先輩たちの経験やキャリア観に触れることで、参加者は将来の進路や職業像をより具体的に描くきっかけを得ることができる。
同学理工学部の女子学生スタッフが、日々の学習や製作活動の中で中心的な指導役を務める。年齢の近い先輩との交流は、参加者にとって親しみやすく、理工系分野を身近に感じられる貴重なロールモデルとの出会いの機会にもなる。
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