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2019年4月16日
ソニー、小学校の放課後や子ども食堂などでIoT「感動体験プログラム」
ソニーは15日、教育格差縮小に向けて昨年取り組みを開始した「感動体験プログラム」の展開を加速し、今年度はワークショップのコンテンツを拡充するとともに、昨年度の3倍以上となる約50カ所でプログラムを実施すると発表した。
同社が「放課後NPOアフタースクール」と連携して取り組む、小学校での放課後ワークショップの今年度の開催団体の募集を開始した。関東・関西の学童保育、放課後子ども教室など、年間25カ所での開催を予定している。
コンテンツとしては、IoTプログラミングキット「MESH」を使ったワークショップ、大型VR空間「Warp Square」の映像と音を通して世界を巡り異文化体験するワークショップ、ソニー・ミュージックエンタテインメントのノウハウを活かしたアニメ制作ワークショップやミュージカル体験のほか、ソニー生命保険が提供するライフプランニング体験も新たに加え、ソニーグループの多様なアセットを活用したワークショップを提供していく。
また、新たに日本財団とパートナーシップを締結し、同財団が子どもの貧困対策の一環として運営する子どもたちのための「第三の居場所」において「感動体験プログラム」を実施する。プログラムを通じて、経済的な理由で体験機会が十分ではない子どもたちに感動体験を提供するとともに、ワークショップ実施後の子どもたちの変化などの分析にも取り組んでいく。
さらに、地域の子どもたちのサポート拠点として広がっている子ども食堂において、今年度は「感動体験プログラム」の開催場所を増やし、「MESH」を使ったプログラミング体験ワークショップや科学実験ショーなどを実施する。また、地方や離島の小学校を対象に実施する遠隔授業においては、今年度も「プロフェッショナルをすべての学校に」の協力のもと、小規模校を中心に募集を行い、オンラインでソニーのオフィスとつなぎ「MESH」を活用した授業を提供する。
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