2019年6月19日
OKI、岐阜県の特別支援学校で初の「遠隔職場実習」を実施
OKIワークウェル(OWW)は、6月10日~14日の5日間、岐阜県立可茂特別支援学校で、高等部3学年を対象に「会社に行かない働き方(在宅勤務)」を体験する遠隔職場実習を実施した。
2004年からスタートした同社の特別支援学校(肢体不自由)向け「遠隔職場実習」の参加者は、延べ150人を超えている。
今回の遠隔職場実習では、学校の要請を受けて、同社の社員が講師を務めた。同社には現在、全国20都道府県で計54人の通勤困難な重度障がい者が在宅勤務している。
重度障がいがあり通勤困難で在宅勤務をしている自らの体験・経験を活かし、自宅からネットワーク経由で、在宅勤務で最も重要なコミュニケーションなどのビジネススキルと、文書作成技術などのITスキルについて、実習を交えた指導をした。
参加した生徒たちは、講師とコミュニケーションをとりながら、在宅で働く体験をした。
また、障がい者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒・保護者を対象とした「出前授業」も実施している。
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